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◆第93号◆「あなたの“仕事量の限界”はどこに? 」 ~「営業革新の急所」 ナマの営業の知恵をお届けします~
2015年11月20日
こんにちは。
第93号の営業革新の急所です。
■ 半端じゃない努力型営業マン
ジェイックの社員の話で恐縮ですが、
感銘を受けたので今回のメルマガで紹介することにしました。
彼の努力は半端じゃないのです。
紹介するのはカレッジ事業部、T君、26歳です。
彼は駒沢大学を卒業後、あるラーメンチェーンで
直営店の店長をやっていました。
持ち前の勤勉さと実直さで、赤字店舗を黒字化したそうです。
その後あるIT系の企業で派遣SEを1年間ほど経験した後、
「将来経営者になりたい」という志を抱いて
約2年前にジェイックに入社しました。
はっきり言って、あまり要領のよいタイプではありません。
しかし、たくさんの長所を持っています。
例えば、いついかなるときもにこやかで、誰に対しても元気に挨拶します。
社内で私を見かけると、遠くからでも「お疲れ様です!」と
ニコニコ声をかけてくれます。
その明るさはもう、時々うっとうしいほどです(笑)。
また、やたら人が良いんです。
頼まれればイヤだと言えない性格だし、先輩からキツイ冗談を言われても、
ムッとした表情さえ見たことがありません。
そして最大の長所は、大変な努力家だ、ということでしょう。
彼はその努力の結果、3月度に1350万円という業績を獲得しました。
もちろん自己最高で、ジェイック歴代2位にも相当します。
特に昨年までは、あまり目立った成績があがっていなかったので、
入社以来の努力が花開いたのだ、と思えます。
■ T君の仕事の仕方
彼の努力を以下に列挙してみましょう。
▽朝8時出社テルアポ
このメルマガを読んでいる人にも、8時出社という人は多いでしょう。
ただ、朝8時からテルアポしている営業マンは
あまり見たことがありません。
朝の電話って、昼間捉まらない人と案外話ができるんですよね。
▽レターの複写を3ヶ月続けた
彼のチームでは、見込み顧客を開拓するためにDMを活用しています。
反響率を高めるためには、レターが非常に重要になりますが、
T君はなかなか上手なレターが書けなかったそうです。
(効果的なレターって難しいんですよ)
そこで、事業部長が書いた標準レターを書き写せ、
と指示されると、早速毎日書き始めたそうです。
彼が退社するのは決して早くありません。
会社で夜22時に仕事が一段落してから、
「さて、レターを写そう」と決心するのはけっこう大変です。
それでも彼は、1通写すのに40分かかるのを40数回続けました。
今ではなかなか上手なレターが書けるようになり、
反響も獲得できているようです。
▽毎日日報に日経新聞のトピックを載せている
別事業部の上司と同行した際、その上司が新聞を読んでいたそうです。
新聞くらい読まないとダメだよ、と言われたものの、
読む習慣を持っていなかったT君は、
必ず毎日読むことに自信を持てなかったそうです。
そこで、日報に新聞記事のトピックを載せることを、
その上司と約束しました。
彼は約束を守る男なので、日報に書くために
毎日必ず新聞を読むようになったわけです。
確かに、彼の日報にはあるときから急にトピックが書かれるようになり、
気付いた私も、何だこれは?と思ったものです。
▽TODOリストを約1年続けた
自分が次の日にやるべきことを、毎日上司にメールしていました。
もちろん上司からは、アドバイスを含めた返信があります。
TODOリストを作るためには、
次の日やるべきことを入念に考えないといけません。
当たり前のことですが、一日も欠かさない、
というのはけっこう大変ですよね。
▽仕事の鉄人
今年は1月4日の仕事始め以来、1日も休んでいないそうです。
自分のお客さんへのDM作成やメール送信、次週の準備、
紹介した人材へのフォロー電話等、今年に入ってからの3ヶ月、
1日も欠かさず出社しているとのことです。
土曜日朝9時からの幹部会議のため社長が出社すると、
必ずT君がニコニコして「おはようございます!」と挨拶するそうです。
昨日(4月2日)は風邪で苦しそうだったので早退していましたが、
今日は(4月3日)は元気に出社していました。
鉄人記録更新中です。
※最後の件ですが、もちろん休日出勤を奨励するつもりはありません。
■ 限界とは何でしょう
「もう限界です」
「これ以上はもうできないよ」
一定のシチュエーションで、こういう言葉を聞くことがあります。
私もとにかく仕事ばかりしていた数年間がありました。
仕事以外はほとんど何もできない日々。
睡眠は4時間平均くらいで、月に3~4日の休日でした。
あのころは「これ以上はもうできないよ」と思っていたものです。
そして、その経験が私の限界になり、
その上限の中で仕事をするようになりました。
私の場合は、経験した仕事量は世の中の平均よりもだいぶ上だったので、
以後、ちょっとやそっとの仕事量では動じなくなりました。
でも、自分で自分に限界を設定していたことは否めません。
そして、人によってはこの“限界”が、
やたら低いところに設定されていることがあります。
いや、他のすべてを犠牲にして仕事だけをしろ、とか
会社に己の人生をささげ滅私奉公せよと、言っているのではありません。
労基法に背いて、長時間労働が正しいのだ、
などと言うつもりも毛頭ありません。
それどころか、長時間労働に慣れてしまうと、
「今日も24時までに終わればいいや」という意識になりがちです。
つまり、得てして非効率な仕事の進め方が習慣化してしまう、
という大きなデメリットが生じるのです。(実は私もそうでした)
しかし、
人間、ホントにやろうと思えば、
できる余地はまだまだたくさんあるのだ
とも思うのです。
うまくいかなかったり、思うような結果が出なかったりしても、
その人ができたはずの限界はもっと上にあります。
なのに、仕事の出来る同期と比べて自信を失くしたり、
中途半端な成績で「もうこれ以上はムリだ」と諦めたり
「忙しくて時間がなかったから」と自分自身に言い訳をするのは、
どうなんでしょう。
時々会うんです。
研修を通じてそんな人に。
T君の言葉です。
「夜遅くまでや休日出勤は、やりたいからやるんです。
だから残業申請とかはしません。
残業代をもらいたくてやってるわけじゃないですから。
自分はバカだから人の倍働かないといけないんです。」
「風邪で3日休んだら、ジェイックを辞めるときです。
休んだ日の二乗(3日なら9日分)遅れるような気がするので、
皆についていけなくなりそうで・・・。
それが怖いのです」
「なぜそんなにがんばるか、ですか?
そうですね・・・
これだけやるんだと決めて、実際それだけやったぞ、
という充実感、満足感があるからでしょうか。
その快感があるから、疲れててもまたがんばれるんです」
T君は、35歳まで勉強して、
40歳までに独立しようと思っているそうです。
了
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(文責:株式会社ジェイック 実戦型営業コンサルタント 林 丈司)
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