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◆第156号◆仕事のことをいつ考えるのか ~「営業革新の急所」 ナマの営業の知恵をお届けします~

2017年02月10日

◆第156号◆ 仕事のことをいつ考えるのか ~「営業革新の急所」 ナマの営業の知恵をお届けします~

こんにちは。
第156号の営業革新の急所です。

前号から続く、便利小物のご紹介です。


私は読書家の方ですが、手で持たずにデスクや布団の上で
本を広げたまま読むことも多いのです(笑)。
或いは、レシピどおりに調理するために、料理本を開いたまま置いておきたいことも。
そこで、このブックストッパーが便利です。

http://www.amazon.co.jp/dp/4902756064/

どのページでも開いたままにしておくことができるので、
寝ながら読んだりする人にはお勧めですよ。


さて、今日は最近会った人から聞いた言葉ではじめます。


■ 「僕は(私は)プライベートと仕事は分けています」

平気でこういうことを言う人がいます。
この仕事を通じて、今まで20人以上の人から聞いたでしょうか。

わずか20人と思われるかもしれませんが、私の印象には強く残っています。
それは、このコメントから“生き方の違い”を感じるからでしょう。

人にとってプライベートが大切なのは言うまでもありません。
家族や恋人と過ごす時間、趣味に費やす時間、心から楽しむ時間。
そういう時間を過ごすからこそ、仕事で頑張れる、という面は否定できません。
人生にもメリハリが必要なのです。

だから他人である私が、誰かのプライベート感?に口を出すなど、
なかなかできることではありません。
よって上記のような発言に対して、通常、異論を言うこともあまりないのです。

しかし、しかしですよ、先日もこの言葉を聞いてしまいました。

「僕はプライベートと仕事は分けていますので・・・」

う~ん・・・・


■ 目標を達成していればいいのですが・・・

彼の成績はあまりよくありません。
目標達成率は90%程度です。

仕事は改善が進んでいるようには見えないのに、全く危機感の臭いがしません。
プライベートで楽しんだ分、仕事に人一倍集中して取り組んでいるならともかく、
「やる」と決めたことをやりきらないまま過ごしてしまったりしています。
会社だって楽な時期ではありません。
赤字を出さないように、必死になって取り組んでいる最中です。

だから、上記のような発言は受け入れ難いのです。
私が仕事人間だからでしょうか。
でも、私もプライベートはしっかり大切にしている方なのですが。


■ 仕事とプライベートの境目はあるのか?

「会社にいて勤務している状態」と「仕事を終えて会社を離れた状態」という
意味からは仕事とプライベートの境目はあるでしょう。
その境目は、会社から帰ったとき、です。
しかしこれは実際の仕事の境目ではありません。

仕事の何かがあまりうまくいっていないとき、例え会社から帰ったあとでも
その“重たい思い”を自宅に持ち帰って、再検討しなければいけないこともあるでしょう。
だから、会社を出たからといって、仕事が終わったわけではありません。

「僕はプライベートと仕事は分けていますので・・・」

と言う人を私が気に入らない(もうはっきり書いてしまいます)のは、
会社から帰ったら機械的に仕事のスイッチをオフにする点にあります。

PCに向かい、関係者と打ち合わせを行い、電話をかけ、
誰かと会う、といった行為だけが仕事ではありません。
頭の中で明日の仕事について考えることも、大切な仕事のうちのひとつです。
ある案件が理想から離れた状況にあるなら、それを総ざらえして点検すべきです。

しかし会社では実務に追いやられて、
なかなかその時間を見いだせないこともしばしば。
だったら、自宅でじっくり考えればいいだけのことです。

段取り八分。
今後の仕事のことを考えるのも、立派な段取りです。

当たり前の話ですけどね。


■ 仕事ができる人ほど・・・

いつでもどこでも仕事のことを考えているものです。

頭脳労働は、寝ているときを除いて、時と場所を選びません。
いや、気になることがあれば、寝ているときでも頭脳は動いているような気がします。

深夜にふと目が覚めたとき、やり忘れた仕事を思いだしたことがあります。
朝起きたその瞬間に、仕事のアイデアが浮かんだことも何度もありました。
それまで何かを考えていたわけではないのに、
唐突にアイデアだけが浮かぶあの現象は、なんともいえず不思議です。

朝といえば、朝の仕事の効率は軽視できないものがあります。
夜眠い目をこすって仕事をしていても、なかなかはかどらなかった仕事が、
朝5時からはじめたらたちどころに済んでしまった、ということも何度もあります。

やはり1日労働したり遊んだりした脳は疲れているのです。
反対に、4時間でもいいから睡眠を取ったあとの脳は、スキッとしています。
そりゃ起きるときは少し辛いですが、朝と夜の能率は雲泥の差があります。

また、よくアイデアが浮かぶのは、風呂に入っているときです。

私は、長いと1時間近く風呂に入ります。
温い湯船にのんびり浸かっていると寝てしまうことも多いのですが、
仕事のヒントを掴むことも少なくありません。

風呂に入るとアルファー波が出る、とはよく言われます。
単なる脳波の周波数がどう影響しているかは知りませんが、
仕事で悩んでいるときの解答や、見過ごしていることを
風呂で思い出すことはホントに多いものです。


■ 自分を鍛える

自分を鍛える、即ち仕事に関する勉強や訓練はいつやればいいのでしょうか。
入社半年経っても、業務知識を身につけない人がいます。
逆に、たった1週間で相当な業務知識を身につけた人もいます。
もちろんこの二人は、同じ会社の同僚です。

1週間で身につけることができた人は、いつどこで勉強したのでしょう。
彼が新入社員のときだけでなく、ずっとそうやって自分を鍛えていたら
将来どんなビジネスマンになれるでしょう。

勉強は会社の為でも、上司の為でもありません。
将来の自分への投資であり、準備でもあります。
だから、自分のどんな時間を使っても良いはずです。

自分を鍛えるのは、仕事が終わってからです。
それ以外にありません。


■ 想像すると

「プライベートと仕事は分けています。」と言う人は
きっとこんな風に考えています。

  私は、目標未達成でも重要な仕事がうまくいってなくても、ぐっすり眠れます。
  仕事はイヤだけど、生きていくために仕方ありません。
  だから、自分の人生の一部を会社に売っている、という感覚です。
  自分の人生を切って売って、その対価として給料をもらっている。
  売るのは時間であって、成果や結果ではないのです。
  売った時間は自分の時間ではないから、仕事を楽しむことはできず、
  時が過ぎるのを我慢するしかありません。
  自分の人生の時間は、仕事が終わってからはじまります。
  自分は、プライベートで人生を楽しみます。
  だからプライベートと仕事は別。
  ここ(境目)からこっち(プライベート側)には入ってこないで!


私はこういう考え方は間違っていると考えます。
本人が人生を真剣に捉えるなら、他の考え方ができると思うからです。

逆に仕事とプライベートを分けない人の考え方です。

  私もプライベートはもちろん楽しみます。
  趣味や家族や、大切なことに使いたいのです。
  でもプライベートだけでなく、仕事でも私は楽しさを感じたいのです。
  仕事で感じる楽しさとは、“やりがい”や“達成感”により感じ取れます。
  自分が成長し、今までできなかったことができるようになった、
  と実感するとき、私はやりがいを感じます。
  或いは、ある目標を達成するために努力し、達成することに喜びを感じます。
  殆どは仕事を通じてだけ、こういった感覚を持つことができます。
  すると仕事の時間も自分の大切な時間と思えるのです。
  一生で過ごす時間のうち、1分1秒の例外もなく、全てが私のかけがえのない時間。
  そのすべての時間を充実して過ごしたい。
  だから私は仕事とプライベートを分けることはありません。
  自宅でも仕事のことをよく考えるし、悩んでしまって眠れなくなることもしばしばです。
  日曜日に自宅で1週間のスケジュールを組んでいるし、
  月に3冊は仕事に役立ちそうな本を読んでいます。
  それが将来の自分のためですから。


別に長時間労働せよ、とは言っていませんよ。
自分の時間をいかに有効に使い、人生を充実したものにするか、という話です。



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(文責:株式会社ジェイック 実戦型営業コンサルタント 林 丈司)


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