お役立ち情報
- ジェイックの採用支援
- お役立ち情報
- ◆第44号◆「破天荒であれ」 ~「営業革新の急所」 ナマの営業の知恵をお届けします~
◆第44号◆「破天荒であれ」 ~「営業革新の急所」 ナマの営業の知恵をお届けします~
2014年12月12日
こんにちは。
第44号の営業革新の急所です。
こんにちは。
最近日が高くなると暖かいですよね。
大寒も過ぎ、これから徐々に暖かくなっていくのでしょう。
(寒波はまだ到来するようですが)
実は、私は冬の暖かい日が好きではありません。
雪国の出身ということもあるのかもしれませんが、
昼ごろ緩むのがどうも嫌なんです。
枕草子の「昼になりて、温く緩びもていけば、火桶の火も、
白き灰がちになりて、わろし」みたいな感じです。
春も嫌いじゃないんですが、冬は一日中寒いのが好きですね。
■破天荒とは制約されないこと
さて今回は、「破天荒であれ!」というテーマです。
破天荒って、意味は書くまでもありませんね。
でも、念のため「大辞林 第二版」から。
- 破天荒:今までだれもしたことのないことをする・こと(さま)。
未曾有(みぞう)。前代未聞。
という意味だそうです(やはり中国の故事がもとになっています)。
よく誤解されているように思うのですが、
破天荒とは単にめちゃくちゃをすることではなく、
「誰もやったことのない何かをする」ということになります。
ところで、以前もこのメルマガで触れたことが何度かありますが、
売れる人、売れない人の差って、いろいろありますよね。
そのうちのひとつに、この「破天荒」かどうか、
ということがあるように思えるのです。
そういえば破天荒に近い意味の言い回しとして、“自由な発想を”とか、
“前例に囚われずに取り組む”とかよく言いますよね。
でも、人は知らず知らずのうちに、何かに制約されて生きているものです。
「営業マンは~するべき」という“べき論”や、「~してはいけない」という
凝り固まった考え方なども、何かに制約される例の最たるものでしょう。
そしてこの制約が、時として人の可能性を狭めていることも
多いような気がします。
■人と違う方法だからやる!
なにものにも制約されない、ある大手ハウスメーカーの
トップセールスAさんから聞いた話です。
通常、建売住宅を売り出すに当たっては、
周辺住宅へのチラシポスティングを行います。
でも、これは使い古された手法で、効果が高いとは言いがたいのです。
そこでAさんは知恵を絞りました。
宣伝車(屋根の上にスピーカーがついているアレです)を借りてきて、
総務の女の子に依頼して、建売の数日前から宣伝して回ったのです。
「■■町の皆様、私ども◎◎◎◎◎(会社名)でございます。
お忙しいところ大変失礼いたします。
来る2月10日から13日の4日間、○○町4丁目2番地、
◆◆スーパー跡地にて、最新の設備をつけた一戸建て住宅、
△△△△(商品名)の展示会を行います。
この△△△△は、冬暖かく夏涼しい高気密高断熱と、
日本で最高レベルの耐火性を誇り・・・・
当日はおいでいただいた中から、抽選で5組様に、
3万円相当の商品券も当たります。
是非この機会に日本最先端の△△△△をご覧くださいませ」
こんなことをやるハウスメーカーはまずないでしょう。
結果は・・・・失敗だったそうです。^^;
更に、このことを伝え聞いた本社から、大目玉を喰らったとのことでした。
会社のイメージを損なう、というのがその理由だったようです。
従ってこの方法は、以後お蔵入りになってしまいます。
でも、Aさんは言ってました。
「 アレは失敗したけど、僕はいつも他の人と違う方法ばかり考えてます。
人と同じ方法じゃ、人の2倍3倍売れるワケないんですから。
もちろん人がやってない方法なんだから、成功する確率は低いですよ。
でも、新しいことに取り組まないと、飛躍的な前進などありませんから。」
■リスクとは何か
この営業マンの話を聞いたのはもう10年以上前のことです。
でも、ずっと私の頭の中に残っていました。
要は、何をリスクと考えるか、ですよね。
前例の無い何かを思いついたら、失敗することをリスクと捉える人。
やったら失敗するかもしれないけど、何もしないことをリスクと捉える人。
(前例の無いアイデアを発想できない人は、ここでは除きます^^;)
でも、そもそもコンビ二に肉まんを買いに行くにも、リスクは伴います。
道路を渡るときに車にはねられるかもしれないし、
コンビニ強盗に遭ってとばっちりを受けるかもしれないし、
買った肉まんに菌が入っていて食中毒になるかもしれない。
サントリーの先代の社長である故・佐治敬三氏の口癖に「やってみなはれ」
というのがあります。
これは、社員が何か全く新しいビジネスを思いついたときに
「ぐちゃぐちゃ考えたりするよりも、とにかくやってみることだ」
という考え方で、この発想がサントリーの社風にもなっているそうです。
だから、営業マンは破天荒であれ。
トップを狙うなら、破天荒でなきゃ。
(誤解しないでくださいね。
繰り返しになりますが、破天荒とは“めちゃくちゃ”を
することではありません。そこには目論見を達成するために、
何らかの計算が緻密にされてなければいけないのです。
言うまでも無いことですが、念のため。)
了
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(文責:株式会社ジェイック 実戦型営業コンサルタント 林 丈司)
〇営業研修をやりとげた、意欲的な若者をご紹介
⇒⇒営業職の募集をお考えの企業様はコチラ
〇ビジネスマナー研修をやりとげた、全国の提携大学4年生をご紹介
⇒⇒15年新卒採用をお考えの企業様はコチラ
〇JAIC「就職カレッジ®」企業様向けFacebookページ
⇒⇒採用活動に役立つ情報を配信中 企業様向けFacebookページはコチラ
その他のお役立ち情報
2021年03月15日
2021年03月15日
2020年03月26日
2021年03月01日
お考えでしたら、
お問い合わせ
ください。
- 20代、30代若手からの応募が少なく、吟味して採用できない
- 若手応募者の質が低下してきており、内定基準に達する人に出会えない
- 内定を出したのに、辞退されることが多い
- 若手は採用したいけど、そんなに採用にかけられる時間がない
- 久しぶりの若手採用。今ドキ若者の社内育成のノウハウが無くて不安