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◆第65号◆「2000文字の自己対話」 ~「営業革新の急所」 ナマの営業の知恵をお届けします~
2015年05月08日
こんにちは。
第65号の営業革新の急所です。
前回予告の「プラス思考とマイナス思考」から
ちょっとテーマを変更しました。
■部長にムカついた思い出
私がまだ若かった頃(27歳くらい)の話です。
当時経営コンサルティングの会社にいた私は、
同期入社の社員と一緒にいるときに、部長から話しかけられました。
部長「どうだ最近。(仕事に)自信ついてきたか?」
同僚「はい、ばっちりです!」
部長「(満足そうに)そうか、そうじゃないとな。林はどうだ?」
林 「いや、僕はまだまだです」
部長「なんだよ、そりゃ。ダメだな、それじゃ(顔をしかめる)」
林 「・・・・(ムカッ♯)」
皆さん、これってどう思います?(笑)
部長の考え方は、もうそろそろコンサルティングに
自信を持てるくらいじゃなきゃダメだよ、というものだったのでしょう。
でも人にはいろいろなタイプがいますよね。
私の同僚は自信家タイプだったのでしょう。
では私は自信喪失家でマイナス思考のタイプ?
いえいえ、そうとは限らない、と私は思うんです。
決して自己弁護ではなく・・・(笑)
■2000文字の自己対話
ところで人間は誰しも、
“自分自身と一瞬のうちに2000文字程度の対話をしている”
と言われているそうです。
思考するイメージを文字にすると2000コになる、という意味ですが、
この文字数は本メルマガの3分の2以上にもなります。
そしてこの自己対話には、以下の2種類があるそうです。
▼肯定的自己対話
いわゆるプラス思考。
例えば、「自分の仕事についてはあらゆることに完璧に対応できなくとも、
わからないことは都度調べ、上司に相談し、努力していれば
顧客から信頼を得ることができる」というもの。
肯定的自己対話は、自分を特定の考え方で制約せず可能性を広げるものです。
▼否定的自己対話
いわゆるマイナス思考。
例えば、「自分は全てにおいてその場で完璧に対応できる様な能力を
持たなければならない」というように、あるべき論に縛られている状態。
これは「だから自分はダメだ」という自信のなさ、
コミュニケーション不足、集中できない状態に繋がる。
実は最近ある研修を受講したときに、このことを教えてもらいました。
その上で、演習を通じて、自分にどちらの思考のクセがあるのか診断したのです。
結果、私は「否定的自己対話」だったのです(笑)。
先の部長との会話もそうだったように、
どうやら私には否定的自己対話の傾向があるようです。
■いや、否定的自己対話はマイナスとは限らない!
この研修では、否定的自己対話から肯定的自己対話ができるように、
自分をコントロールしましょう、と教わりました。
否定的自己対話はマイナス思考だから良くない、ということが理由です。
なるほど、言っていることはよくわかります。
確かにそういう面もあるでしょう。
しかし私は断固として反論しました。
なぜなら私は、
「オレはまだまだだ」と否定的自己対話
をすることで今の自分を作ってきた
という自負があるからです。
私には理想の研修やセミナー、完璧なコンサルタントのイメージがあります。
それは尊敬する先輩や先生を見たり、お客様から教えられたり、
本から感じ取ったりして作られたものです。
だから研修やセミナーが大成功しても、お客様から高く評価いただいても、
「うれしいけど・・・いや、まだまだダメだ・・・」と考えてしまうのです。
それはとりもなおさず、常に理想と比較しているからなのですが、
だからこそ、「もっとよくできないか」
と考えて次に進むことができます。
つまり、オレはまだまだだ、という考え方が意欲消失につながらず、
逆に前進・成長する原動力にすることもできるのではないでしょうか。
■自分をモチベートできる材料を探せ!
実は、2000文字の自己対話について学んだセミナーの後、
自分で心理学関連の本を何冊か読んでみました。
するとある本に、マイナス思考は決して悪いとは限らない、
と書いてあって、やっぱり!と膝を叩いたものです。
ある人の思考は常にプラスの形を取り、
別の人は常にマイナスの形を取るというように、
思考のスタイルやクセは人によってさまざまです。
これは同じ事象に遭遇しても考え方やものの捉え方が違ったり、
人ごとの普段の素行・行動によって思考の方向が決定されるからです。
ということは、動機付けられる材料も人によってさまざま
だと考えられないでしょうか。
もし成功することに大きな意欲を感じられるのであれば、
人生目標を持つのも良いでしょう。
例えば、5年後になりたい自分をイメージして毎日絵に描くと、
非常に大きな効果があると言われています。
ライバルを持て、とはよく言われることですが、このことは
「人よりも抜きん出たい」という欲求を強く持っている人のみ
エネルギーにできることです。
あるいは、自分はだめだなぁ、と思うなら、ダメな要因をつぶすために
仕事の品質をもっともっと追及することが自分自身を救う手段です。
今のペースだと将来どうなるかをイメージして、
このままじゃまずい!と焦ってもいいでしょう。
また、嫌いな上司の鼻をあかすことをエネルギーにしてもかまいません。
いつもお客様に感謝される存在になりたい、でもいいのです。
よく上司は、自分がやる気になったパターンを
他人(部下)にも当てはめようとするものです。
しかし大切なのは、その人の思考のクセに合わせて、
本人をモチベートできる材料を探すことではないでしょうか。
あなたやあなたの部下の方々が動機付けられる材料とは、
いったいなんだと思われますか?
了
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(文責:株式会社ジェイック 実戦型営業コンサルタント 林 丈司)
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