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人事向け:第二新卒の中途採用を成功させる求人募集の時期とは

公開日:2021年03月16日

更新日:2021年03月16日

新卒社員として入社後数年で離職し、転職活動を行う若者を第二新卒と呼びます。新卒一括採用を維持する企業もありますが、第二新卒を受け入れる企業も増えています。最近では大手IT企業が新卒一括採用を廃止し、新卒や既卒、第二新卒など経歴にかかわらず、30歳以下を対象に通年採用を行うと発表しました。
今回は、第二新卒の求人募集時期や入社時期についてご紹介します。

第二新卒とは

第二新卒とは、学校を卒業後、一度就職をしたものの数年で離職し、転職活動をする若年の求職者を指します。一般的に大学新卒者の3割が3年以内に離職すると言われます。
厚生労働省が平成28年10月25日に発表した「新規学卒者の離職状況(平成25年3月卒業者の状況)」によると、平成25年3月大学卒業者のうち、卒業後3年以内に離職した者の割合は31.9%でした。

「自分の能力を生かせる企業で働きたい」と考え、第二新卒として転職活動をスタートさせる者も多いため、第二新卒の採用に前向きな企業も増えています。

通常の中途採用と第二新卒採用の違い

第二新卒採用もある意味では中途採用と言えますが、両者には大きな違いがあります。通常の中途採用と第二新卒採用の最も大きな違いは、人材に求める役割です。前職までの経験を生かした、即戦力としての役割が期待される通常の中途採用者に対し、第二新卒はこれまでの経験よりも、ポテンシャルで評価される傾向にあります。第二新卒者に職種変更や未経験の業務などに関して採用の門戸を開き、新卒者と同様に将来の幹部候補として期待する企業も存在します。

第二新卒の求人募集時期

第二新卒の求人募集時期

通年で第二新卒を募集する企業もありますが、一般的には4月もしくは10月入社を予定して、1~3月もしくは7~9月に第二新卒の求人を行う企業が多く存在します。4月や10月からの組織の新体制に合わせて、第二新卒者を迎え入れるためです。

また、4月や10月入社であれば、同じ時期に入社する他の社員と一緒に研修を行うこともできます。この時期に転職活動を行う転職希望者も多く、大勢の第二新卒者の中から優秀な人材を見つけやすい点がメリットです。ただし、内定を出しても、他社に流れてしまう可能性もあります。

第二新卒者の入社時期

第二新卒者の入社時期

採用時期にもよりますが、人材の定着率を高めるためにも、新卒者や他の第二新卒者など年齢が近い社員と同じ時期に入社させることがおすすめです。

専門性を有し、即戦力としての役割が求められる通常の中途採用者の場合、社内での存在意義を比較的容易に理解できます。一方、第二新卒者は基本的なビジネスマナーが身に付いているものの、業務上の高い専門性を持たないことが多いでしょう。入社後に周囲とのコミュニケーションや日々の業務における気づきを通して、自分の役割を見いださなければなりません。

新卒者や他の第二新卒者など年齢が近い社員と同時期に入社させることにより、同世代のネットワークが築かれ、お互いが切磋琢磨しながら成長して早期に自分の役割を見いだすことが期待できます。上司や同僚には話しづらい仕事上の悩みであっても、同期には相談できるでしょう。同期の絆は大変強く、会社で仕事を続ける際の精神的支えになります。少々つらいことがあっても、「同期がいるから乗り越えられる」ということも多いのです。

このような入社後のスムーズな組織への適応という観点から、年齢が近い社員と同じ時期に入社させると良いでしょう。

おわりに

会社とともに成長できる人材を採用できるかどうかによって、会社の命運が決まります。第二新卒者は、フレッシュで伸びしろが大きい人材です。採用後の組織への適応や採用後の育成を考慮の上、求人募集の時期や入社時期を検討してください。

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