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レジリエンスとは?耐久力のある社員を育成するレジリエンス研修のポイント

2017年09月12日

  • 教育研修
  • トレーニング
  • 業務改善


企業は国内外の競合他社との競争にさらされており、ビジネスパーソンには、急速に変化する事業環境や逆境に耐えうるメンタルが求められます。そのような国内ビジネスの人材育成の現場で注目されるキーワードが、「レジリエンス」す。今回は、レジリエンスという言葉の意味と、レジリエンス研修を行う際のポイントについてご紹介します。



レジリエンスとは



「レジリエンス(resilience)」とは、「抵抗力」「精神的回復力」を意味します。ビジネスにおいては、度々訪れる逆境やストレスをしなやかに切り抜ける能力として認識されています。単なる精神的なタフネスだけではなく、考えの柔軟性や回復力、新しい環境への適応力などもレジリエンスに含まれる要素です。


現在、多くの国内企業はグローバル展開を急進的に推し進めており、社員には逆境をしなやかに乗り越える能力が求められています。最近はストレスや精神的な疲労、心の問題を理由とする離職が後を絶たないなどの状況を背景にして、レジリエンスは重要なキーワードになっています。


 


レジリエンスの高低が仕事に与える影響


レジリエンスに関する知識をもう少し深めるために、レジリエンスの高低が仕事の取り組み方に与える影響について考えてみましょう。


同じことを繰り返す定型業務はもちろん、自分で状況に応じて判断することが必要な非定型業務であっても、慣れてくると誰しも飽きを感じるものです。ときには気の遠くなるような繰り返しの作業も少なくありません。


レジリエンスの低い社員は、「自分にはこの仕事を続けることは無理だ」「仕事に向いていない」のようなネガティブな感情を持ち、諦めてしまう傾向があります。


一方、レジリエンスの高い社員は、「スピード感を持って業務に取り組んでみよう」、「業務改善の余地はないか」と前向きに仕事に取り組みます。「自分に与えられた仕事に全力を尽くす」、「仕事を通じて自分を高めよう」という意識を持ち、集中力を切らすことはありません。


 


レジリエンス研修のポイント


レジリエンス研修は、「感情の安定性」「自分の過大評価や過小評価をしない自尊感情」「自分の成長を感じられる自己効力感」「現状をポジティブにとらえる楽観性」といった要素を高めることが目的です。研修では、どのようなポイントに気を付ければ良いのでしょうか。


 


【1】自分に対する理解を深める


どのような方でも、長所と短所を持っています。他の社員と比較して自分が誇れる部分もあれば、あまり触れられたくない部分もあるでしょう。レジリエンスを身に付けるためには、それらを直視しなければなりません。


研修方法の1つとして、研修参加者の前で自分の強みと弱みを発表し、他の参加者からフィードバックをもらう方法があります。自分の知らない強みや、自分では弱みだったと感じていた点が実は強みであったなど、さまざまな気づきを得られるでしょう。


 


【2】過去の逆境体験を振り返る



自分を取り巻く環境をポジティブにとらえ、成長を感じながら前に進んでいくためには、過去に乗り越えてきた逆境体験を振り返ることが効果的です。例えば、1枚の紙を用意して、縦軸に自分の心の浮き沈み、横軸にそのときの年齢をとり、心の変化をグラフで表す方法があります。


グラフには気持ちが上向く「山」の部分もあれば、気持ちが落ち込む「谷」の部分もありますが、自分が逆境を乗り越えてきたことを見て取ることができます。困難にぶつかったときは、過去の体験を思い出して比較すれば、大きな困難ではないと思えるでしょう。


 


おわりに


今回はレジリエンス研修のポイントをご紹介しました。知識やスキルは申し分ないにもかかわらず、レジリエンスに欠けるために安定した力を発揮できない人材も見られます。社内のレジリエンスを高め、企業力の底上げにつなげてください。

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