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理想の上司になるためには?好かれる良い上司の条件5つをご紹介
2017年10月30日

理想の上司の下で働く部下は、幸せです。部下にとって上司は、毎日の仕事と将来のキャリアの良し悪しを左右する影響力の大きい存在です。ここで、理想の上司・好かれる上司の5つの条件と、そのような上司になるために上司がやるべきことをご紹介します。
部下の定着と成長への上司の影響力
上司は部下に大きな影響を与える存在です。まずは、部下のどのような点に影響するのかを見ていきましょう。
上司との関係性を理由に離職する社員は多い
転職も珍しいことではなくなりました。働いていた会社を辞める理由も人それぞれです。しかし、どのような理由が多いかを見てみると「人間関係」が常に上位に挙がります。日常業務で関わる頻度の高い、直属の上司と合わないことが退職理由の人も多いのです。上司はもっとも身近なロールモデル
直下の部下は、日常的に上司の指示や指導を仰ぎます。毎日同じオフィスにいれば、自分だけでなく、同僚たちをマネジメントする上司も目にするわけです。リーダーとしての指導力、上長としてのお客様への対応、企業や周りのメンバーからどのように評価されているかまで見えています。「上司がそうしているから」と、いい部分も悪い部分も真似するものです。それは、部下自身の仕事や評価に影響していくでしょう。部下にとって、上司は一番身近にあるロールモデルなのです。
上司の姿が次世代のリーダーを育てる
企業にとって、将来的に自社を担っていく人材の育成も重要課題のひとつです。優秀なリーダーが、職場でリーダーとしての手腕を発揮できるようになるまでには、企業や上司のバックアップが必要となります。前述したように、上司は部下のロールモデルであり、部下は上司の姿によって、自分の将来をイメージしていくのです。次世代のリーダーの質は、現上司にかかっているといっても過言ではないでしょう。理想の上司・好かれる上司5つの条件

- ・決断力がある
- ・責任を取ってくれる
- ・コミュニケーションが取りやすい
- ・視野が広い
- ・誰に対しても公平な態度・評価
ここで、部下たちにとっての理想の上司、好かれる上司の条件を5つ挙げてみます。
決断力がある
実際に業務を進めるのは部下でも、上司の承認や判断次第で動いていく仕事があります。ときには難しい決断もあれば、リスクを伴うチャレンジングな判断もあるでしょう。いずれにしても、部下は上司が優柔不断では困ります。どちらに進めばいいか分からずに、溜まっていくだけの仕事に憤りを覚えるかもしれません。部下が求めるのは、潔い上司の決断力なのです。責任を取ってくれる
部下には、「できるか、できないか」「成功するか、失敗に終わるか」「間に合うか、間に合わないか」などで迷う場面があります。そんなときでも、「責任は自分が取るからやってみて」と言って挑戦させてくれる上司を、部下たちは好みますそう言ってくれる上司の期待に応えようと頑張れるのです。そのハードルを超えられたとき、自分自身の成長実感も味わえます。失敗に終わったとしても本当に責任を取ってくれた上司を信頼していくのです。
コミュニケーションが取りやすい
部下にとって、仕事はできても、コミュニケーションの取りにくい上司は困った存在です。部下自身が抱えている仕事や悩みなどの問題を解決しにくいからです。部下の連絡に対する反応が遅かったり、バリアを張ったかのような雰囲気で声をかけにくかったりすると、必要なやり取りが抜けてしまい、仕事の進行に支障がでることも増えます。理想の上司とは、いつでも、どんなことでも、話しやすい相手なのです。視野が広い
狭い範囲でしか物事を捉えられない上司は、敬遠されます。その範囲とは、さまざまなものにあてはまります。上司自身の固定観念、過去の成功、社会の常識といったものです。部下の意見やアイデアには耳を貸さず、否定することが多くなります。好かれる上司たちは、何ごとに取り組むときも、あらゆるものからヒントを得ています。もちろん、部下の考えや提案も歓迎するでしょう。幅広い材料を柔軟に受け止めながら最適解を導き出すのです。部下に対する指導やアドバイスも、目先の事象に留まらず、将来のことも考慮して提供する視野の広さを備えています。
誰に対しても公平な態度・評価
理想的な上司は、自分の好き嫌いや上下関係で、人との接し方を変えたりはしません。どの部下とも分け隔てなく接し、公平で客観的な評価を与えていきます。仕事や顧客に対しても同じです。また、上司よりさらに上の立場の人たちに対しても、必要なときはきちんと意見します。一貫した軸のある上司に、部下はついていきたいと思うでしょう。
理想の上司になるためにやるべきこと

- ・こまめなコミュニケーションを欠かさない
- ・育成の視点と役割を忘れない
- ・的確なサポートのための観察と傾聴
- ・自分を磨き、よき模範となる
では、部下にとって理想の上司になるためには、どのようなことを意識して取り組んでいくべきでしょうか。
こまめなコミュニケーションを欠かさない
日頃から、部下とのこまめなコミュニケーションを心がけましょう。ほんの数分、数秒でも構わないので、毎日接点をつくることがポイントです。日頃の接点が多いほど、コミュニケーション上の心のハードルが下がります。少々伝えづらいようなことも、気軽に相談や報告ができるようになるはずです。進捗を確認する際にも、「問題はないか」「困っていることはないか」など、気遣う声掛けが安心感につながるでしょう。
育成の視点と役割を忘れない
上司には、部署やチームの業務の進行管理とともに部下を育てるという役割があります。仕事を進めるにあたって、指示や依頼をするときも、部下の成長を考慮した割り振りをしましょう。ただ仕事を進めることだけを考えるときと、育成視点を踏まえたときでは、伝える言葉も変わってくるのではないでしょうか。また経験の中で、部下自身に考えさせていくことも成長を促す大きな学びにつながります。
観察と傾聴で的確なアドバイスをする
上司として部下に、フィードバックやアドバイスをする機会は多いでしょう。その場面で自分の経験や知識をそのまま伝えていないでしょうか。過去から引っ張り出したそのアドバイスが機能するかどうかは疑問です。そのときに材料とすべきは、部下を観察することで得た事実や部下自身の言葉です。これにより、部下にとって本当に役立つ的確なアドバイスができるでしょう。部下は、自分のことをよく見てくれている、自分の意向を理解してくれていると感じながら仕事を進めることができるのです。
自分を磨き、よき模範となる
上司は、日々、自分の姿を部下が見ている、部下は自分の真似をするという意識を常に持っておくことが大切です。管理職となっても、常に自分を磨き、さらにステップアップしていく姿を見せていきましょう。言葉で指導しなくても、そのような上司を日常的に見てきた部下は、きっと伸びる人材に成長し、ある時期が来たときに上司の恩恵に気付いて感謝するようになるはずです。
おわりに
理想の上司、好かれる上司の条件はいろいろありますが、自分を律し、磨き続ける姿勢が、その条件を満たすための第一歩なのかもしれません。今日からでもできることが見つかったのではないでしょうか。毎日の業務の中にぜひ意識的に取り入れてみてください。きっと部下との良好な関係が待っているはずです。その他のお役立ち情報
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