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チームビルディングに研修ゲーム!実施メリットと4つの事例
2017年09月19日

チームビルディング研修でゲームを取り入れることで、円滑なコミュニケーションや合意形成、役割分担やPDCAサイクルなど組織強化に有効な学習ができます。そこで今回は、チームビルディング研修のメリットやコツ、ゲーム研修の事例を紹介します。
チームビルディング研修の目的とは
組織は複数の人で構成されますが、単に集まるだけではチームとは呼べません。お互いの違いをより深く理解し、それぞれの強みを活かしたり助け合ったりしながら円滑な連携のもと協力しなければ、目標や目的を成し遂げることは難しいでしょう。チームビルディングとは、そのような団結力の高いチームを作り上げることであり、研修はメンバー同士の絆をより強くする目的で実施されます。それが組織の価値創造や新しい開発、目標達成能力を高めることにつながるのです。
働き方の多様化が進むことで、メンバー同士が顔を合わせて仕事を進める機会が徐々に減っていることも懸念されています。そのように業務環境が変化していく中でも、企業の目的達成に向けて一体となれる組織であるために、チームビルディングに改めて注力する企業が増えているようです。
チームビルディング研修の基本要素
チームビルディング研修を実施する際に意識したいのは、以下の4つの基本要素です。- ①目標設定
- ②役割の明確化
- ③問題解決
- ④人間関係
1.目標設定
設定する目標が研修の基準・指針となり、振り返りや評価を可能にします。個々が目標の重要性を再認識することも、チームビルディング研修における重要ポイントです。2.役割の明確化
目標に対して全員が同じことをしても目標達成は難しく、高い成果も得られないでしょう。効率性と成果を最大化するためには、明確な役割分担が必要です。加えて、円滑なコミュニケーションも求められます。3.問題解決
課題に対して問題も発生します。まず、何を問題と捉えるかが1つのポイントです。そして、どのように解決していくかを一緒に考え、協力して問題解決に取り組むシミュレーションの機会でもあります。4.人間関係
達成や解決にはコミュニケーションが欠かせません。メンバー同士が持つ考えや情報のやり取りも重要です。誰かが困難な状況にあればサポートの手を差し伸べる必要があります。ゲーム体験を通して、業務上での関係性を強化できるのです。チームビルディング研修でゲームを用いるメリット

多種多様な研修方法がある中で、チームビルディング研修にゲームを用いるメリットは以下の通りです。
- ・新しい自己発見や他者発見がある
- ・単純明快な目標に一緒に向かう連帯感が体感できる
- ・平等な立場で取り組むことができる
- ・楽しみながらもしっかり学びが得られる
新しい自己発見や他者発見がある
ゲームには、競い合ったり制限時間に追われたりする要素が含まれます。それによって、メンバーの素が開示されやすくなり、日常の業務では見られない一面を垣間見る機会も多くなるのです。これによって、自己理解や相互理解を深めることにつながっていくことが期待できます。単純明快な目標に一緒に向かう連帯感が体感できる
ゲームで達成したい目標は、日常業務と比較してもずっと気軽で単純なものです。しかし、単純であってもチーム内で一緒に達成を目指す連帯感を体感することができます。その経験が日常業務にも良い影響を与えるでしょう。平等な立場で取り組むことができる
ゲーム形式にすれば、皆が組織の上下関係や業績・能力の優劣を気にすることなく取り組むことができます。日常業務から離れやすい点もメリットでしょう。メンバー同士の意外な側面が表れることもよくあります。楽しみながらもしっかり学びが得られる
ゲームですから遊び感覚で取り組むことができますが、遊びだけで終わらないのがゲーム研修です。楽しめますから否定感や緊張感も低くなり、研修としての学びの吸収度も高くなる期待が持てます。チームビルディング研修の注意点
チームビルディング研修を実施する際の注意点を説明します。とくにゲームを用いる場合は単なる遊びで終わってしまわないように気をつけましょう。研修担当者には良好なファシリテーションが求められます。以下のような点を留意しましょう。- ・研修目的を明確に伝える
- ・時間配分の徹底
- ・振り返り時間を確保
- ・強制をしない
- ・感想までしっかり確認
研修目的を明確に伝える
研修の冒頭に、ゲームを始める前にどのような目的で行うのか、最終的に何を目指す研修なのかを明確に伝えましょう。ゲームという楽しいアクティビティの中で研修効果を得るためには不可欠なステップです。時間配分の徹底
楽しさや興奮で盛り上がる場面も多くなりますが、進行の時間配分には気を配る必要があります。研修担当者やリーダーがリーダーシップを発揮しながら、うまくファシリテーションしていきましょう。振り返り時間を確保
ゲーム本番中は、皆で目標達成に向けて全面的に集中できるのが理想ですし、ゲームには人を夢中にさせるメリットがあります。しかし、ゲームに学びの要素があっても、それをゲームの最中に明確に認識することは難しいものです。ゲーム終了後に振り返りの時間を十分に確保することで、学びを深めることができるでしょう。強制をしない
たとえ、ゲームであっても参加メンバーにやらされ感があれば効果は半減します。ルールは必要ですが、できるだけ自由度を高めることで柔軟なアイデアや発想が出やすくなるでしょう。内容や目標についてメンバーの意見を取り入れていくのも、チームビルディング研修を有意義にさせるための1つの方法です。感想までしっかり確認
研修が終わったら、感想や目的に対する手応えなどをしっかり確認しましょう。ゲームを取り入れる場合、全体的な盛り上がりだけを見て成功と判断されることもよくあります。参加メンバーからの具体的なフィードバックを次回の研修に活かすことが大切です。チームビルディング研修で行うゲームの例

チームビルディング研修として有効なゲームは数多く存在します。ここでは、室内、野外、短時間でできる、という条件に分けていくつか紹介します。
【室内でのチームビルディング研修①】ペーパータワー
紙を使って作るタワーの高さを競うゲームです。チームで話し合い作戦を練る時間を設け、制限時間を設定して取り組みます。チーム内の適切な役割分担とコミュニケーションが問われるゲームです。短時間で繰り返せるため、PDCAを回す経験を積むことができます。達成した高さを売上として、その中から使用する紙の仕入れ、人件費、税金などを設定すると経営視点も養われるでしょう。【室内でのチームビルディング研修②】十人十色
3~7人ほどのグループに分け、チーム内の1人のメンバーの好みのものを他のメンバーが当て、数問繰り返して正解率を競うゲームです。果物、お菓子、色などのお題とお題に対する選択肢を用意します。お互いの好みの違いを認識することや、正答率アップに向けて他のメンバーの心理を読む視点を養うことに役立つでしょう。【野外でのチームビルディング研修】トラストフォール
チームメンバーの1人が台の上から直立・後ろ向きで倒れ込むのを、他のメンバーが後ろで腕を組み合わせて全員で支えるゲームです。無防備に倒れ込んでも安全なマットを用意しておきましょう。信頼関係の構築や、ストレスコントロールに有効といわれています。【短時間でできるチームビルディング研修】1分時計
メンバーに目を閉じてもらい1分間たったら手を上げてもらい、体内時計の正確さを測るゲームです。チームごとに誤差を集計したり、もっとも小さい誤差を出したりしてチーム対抗で精度を競ってもいいでしょう。ストップウォッチはスマホにも付いていますから準備の時間がないときにも気軽に取り入れられます。おわりに
ゲームを取り入れる研修は人気があり、活気のある雰囲気の中で進めていきやすい点もメリットです。チームビルディングの効果も期待できるため、自社の研修目的や学ぶべき要素に合わせながら積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。ゲーム内容、場所、時間、予算の選択肢も豊富にあるので、その時々に合うものがきっと見つけられるでしょう。その他のお役立ち情報
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