若手採用に強い人材紹介|株式会社ジェイック

お役立ち情報

20代の人材採用から定着まで徹底サポート

階層別研修とは?実施目的やメリット・デメリット、研修事例までご紹介

2018年01月22日

  • 教育研修
  • 業務改善
階層別研修が注目される理由

会社運営に必要な人材を育成する手法として注目を集める「階層別研修」。階層別研修が改めて注目を集める理由や階層別研修の目的、階層別研修を導入するメリットやデメリット、注意点などを解説します。


階層別研修とは?

階層別研修は、社内の階層ごとに異なる内容の研修を実施する人材育成の手法のひとつです。社内での立場や役職によって異なる仕事への姿勢や考え方などの自覚を促し、職務を遂行する上で必要な能力を身につけるといった目的で行われます。代表的なものが管理職研修や新入社員研修で、戦略的な人材育成には欠かせないものと言われています。

階層別研修が注目される理由

階層別研修が注目される理由

階層別研修は以前から存在していた研修制度のひとつです。階層別研修は管理職や新入社員など、立場や階層がはっきりしている場合には有効な手法です。しかし役割があいまいになりやすい中堅以上の階層の場合には、参加率が低くなりやすいといった問題もあります。さらに目的がはっきりしない、内容のない行事的なものになりやすいなどといった理由で敬遠されることもありました。しかし、企業間の競争が高度化し、ガバナンスやコンプライアンスの強化が求められる現代では、再び社内階層の強化や組織の効率化などが必要となっています。そのため階層別の教育の重要性が再認識され、改めて注目を集めています。

階層別研修を行う注意点

階層別研修は全社を横断的に実施することが多いため、出席率が問題になりがちです。階層別研修を効果的に行うためには、まず個人の都合に合わせて研修を受けやすいシステムの確立が不可欠です。現在のようにネットワークが発達している状況では、社員が一堂に会する必要はありません。また、無理に社員を集めようとして行う研修は行事的なものになりがち。効果的な階層別研修を行う際には、個人が受けやすい仕組みを作ることが重要です。

さらに研修の内容を実践できるかということも階層別研修の大きなポイントとなります。そのために必要なのは、「知りたい情報を与える」ということです。階層別研修は立場や役職に応じて行われるもの。つまりその社員の立場で知りたいことが与えられるかどうかという点が重要となります。そのためには一律の研修ではなく、個人の現状に応じた育成を行うことが必要です。

例えば中間管理職としてのスキルや能力には、社員それぞれが積み上げてきたキャリアや経験、本人の資質に応じて差があります。その場合、「このようにあるべき」という一律の研修を行うだけでは不十分です。この人にはこのスキルと能力を確立する」といった戦略的な思考と柔軟な運用が必要となります。また、組織の固定化を防ぐためにも、研修の方法や内容など、年に応じて変化させることも必要です。階層ごとのスキルの現状と求められる能力のギャップを埋めるために必要なことは何かを把握し、中長期的な育成方針を持つことが重要となります。


階層別研修のメリットとデメリット

最近、再び注目を集めている階層別研修ですが、導入にはメリットとデメリットがあります。自社との相互性を判断する材料にしてみましょう。

階層別研修のメリット

階層別研修のメリット

①階層に合わせた能力とスキルを身につけることができるバブル崩壊以後、新入社員採用の抑制やリストラの加速などによって、業務の中での知識や経験の伝承は極めて難しい状態に置かれています。しかし階層別研修を行うことで、受講者は自らの業務だけでは得られなかった能力やスキルを身につけることができます。また、会社全体から見ても、それぞれの部署における経験を吸収、集約できるため、それらの知識を今後の人材育成に役立てることにもつながります。

②受講者の自覚と客観的な自己分析を促すことができる階層別研修を行う大きなメリットは、受講者の意識を高めることができるという点です。人材育成は非常に難しいものですが、中でも最も難しいのは、育成される側のモチベーションを高めること。階層別研修を行うことは、自らの会社内での階層を意識する非常に重要な機会です。階層別研修に参加することで、受講者の意識をアップさせることにもつながります。また、受講者間でコミュニケーションを取ることにより、自らの能力やスキルを客観的に再認識するという効果も期待できます。

③人材育成に関してのコストを削減できる人材育成には非常に大きなコストや手間がかかります。しかし階層別研修はある程度のマニュアル化が可能なため、通常の人材育成に比べてコストを削減することが可能になります。さらに階層別研修を重ねると、社員の適正を見極めることにつながるため、人材リソースの最大限の有効活用にもつなげることができます。

階層別研修のデメリット

①コンセプト設定が困難

>階層別研修のデメリット

効果的な階層別研修を行うためには、コンセプトを明確にすることが必要です。コンセプトとは、階層別研修のテーマとなるものですが、このコンセプトを設定するためには、経営側の明確なビジョンが必要となります。そのため、コンセプトの設定にはどの期間にどのような人材を育てるのかといった具体的な経営計画が必要となります。しかしこのコンセプト設定に失敗してしまうと、効果的な階層別研修を行うどころか、研修が単なる定例行事となってしまいかねません。

②流行りに流されてしまう
階層別研修は長期的に実施してこそ意味のあるものです。「今はこういうスキルが注目されているから、そのスキルを」といった流行に流された研修を行ってしまうと、研修自体の意味が失われてしまいます。また、階層別研修は昇格前の教育との連動が不可欠です。例えば今現在課長職にいる人員に対しては、課長職に必要なスキル教育だけでなく、近い将来担う部長職に必要なスキル教育を行う必要があります。しかしこれらの施策を実施するためにも長期的なビジョンが必要となります。会社の規模や人間関係に関わって来る部分なので、この関係の調整の難しさも効果的な階層別研修のデメリットと言えるでしょう。


おわりに

現在、経済状況の変化によって注目を集める階層別研修。ただ単に導入すればいいというものではなく長期的なビジョンが必要になります。また導入には、意義や目的をしっかり理解することも重要です。
20代の人材採用から定着まで徹底サポート

こんなことを
お考えでしたら、
お問い合わせ
ください。
  • 34歳以下の若手から応募が少なく、吟味して採用できない
  • 若手応募者の質が低下してきており、内定基準に達する人に出会えない
  • 内定を出したのに、辞退されることが多い
  • 若手は採用したいけど、そんなに採用にかけられる時間がない
  • 久しぶりの若手採用。今ドキ若者の社内育成のノウハウが無くて不安
※ その他、若手採用、定着、活躍についてでしたら、どんなことでお問い合わせくださいませ。