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ゆとり世代新入社員の特徴は?ゆとり教育世代の心をつかむ採用法

2015年12月22日

  • 新卒
  • ノウハウ
ゆとり教育世代の心をつかむ採用法
今新卒者として採用される若者は、ゆとり教育を受けたいわゆる「ゆとり世代」といわれています。ゆとり世代は、自発性に乏しい、言われたことしかしない、ストレスに弱いといった指摘がありますが、新入社員として採用する以上、少しでも優秀な人材を採用し、入社後も活躍してほしいと思うものです。そのためにゆとり世代の特徴を理解し、心をつかむような人事術を発揮しましょう。


ゆとり教育世代とは


ゆとり教育世代とは、2002年度から2010年度に行われた学校教育(ゆとり教育)を受けた世代を指し、具体的には1987年4月2日~2004年4月1日生まれの人が該当します。
ゆとり教育では、それまでの詰め込み教育に対する批判からゆとりある学校教育を目指し、学校週休5日制など授業時間やカリキュラムの削減を行いました。その結果、国際学力テストでの日本の順位低下など学力低下問題が起こり、また積極性に乏しいなどの批判が出ている世代です。


ゆとり世代新入社員の特徴


ゆとり世代新入社員の特徴


ゆとり教育を受けて社会人になった新入社員には、「叱られ慣れていない」「指示待ち」「プライベートを優先する」といった特徴があると指摘されています。新卒採用時には、これらの特徴を踏まえて対策を練ることが必要です。



叱られ慣れていない
ゆとり世代は、叱られ慣れていない世代ともいわれています。彼らにやる気や素直さが欠けているわけではありませんが、少子化や競争の少ない時代背景で育っていることを念頭に置くことが必要です。問題点を指摘するときは、「叱るのは優秀な人材に成長してほしいからだ」と、叱った後に言葉をかけるなり、メールを送ってフォローしましょう。

指示待ち
指示待ち傾向にあることもゆとり世代の特徴です。「指示待ち人間=成長意欲が低い」と考えるのではなく、根気よく指導して伸ばしていきましょう。入社当初は、新人として細かく指示をすることも必要ですが、徐々に「仕事は自分で考えて見つけていくものである」とアドバイスしていくことが大切です。何をすればわからない時には、周りに相談することも重要だと教えましょう。

プライベートを優先する
アンケート結果によると、ゆとり世代の社員は「仕事を必要最低限にとどめ、プライベートを充実させたい」という考え方が他の世代よりも強いようです。必ずしも悪いこととは言い切れませんが、仕事の重要な場面で、プライベートを優先して休まれては困りものです。仕事の責任感を教え、必要とされている立場にあることを理解させましょう。


ゆとり世代の心をつかむ採用術


ゆとり世代の心をつかむ採用術


世間では批判されることが多いゆとり世代ですが、その中でも優秀な人材を見つけて採用、入社してもらうことが人事には求められています。ゆとり世代の採用時のポイントをまとめました。




承認欲求を満たす
今、就職活動をしている世代は、少子化の影響もあり、かつての受験戦争世代とは異なり、競争して勝ち取ることや報酬を得たりすることよりも、人とのつながりや精神的な充足感を求める傾向が強いといわれています。言い換えれば、他者から認められたいという「承認欲求」が強いともいえるでしょう。
面接では、意見をしっかりと聞き、「ここの会社はしっかりと面接してくれた」と相手の承認欲求を満たすことで良い印象を与えることにつながります。

表情・反応を引き出す
近年、スマートフォンなどの普及によりインターネットを介したやり取りが増えた分、相手の顔を見ながら会話をする機会が減ってきました。そのため、表情や感情を表に出すことが以前よりも苦手な若い世代が増えているとの説があります。しかし、彼らも緊張がほぐれたり、信頼関係が築けたりした後は、良い表情や反応を見せてくれます。ゆとり世代の面接時に、彼らの表情や反応を引き出せるようなコミュニケーションを取ることができれば、ゆとり世代の心をつかむことにもつながります。

信頼できる上司・先輩の姿を見せる
ここ3年間の上司に期待することのアンケート結果は、1位「人間的に尊敬できる」、2位「本気で指導してくれる」、3位「相談にのってくれる」という結果が続いています。
ゆとり教育世代の心をつかむ方法として、信頼できる上司や先輩社員の姿を見せることも効果的です。リクルーター制度やインターンシップ制度などを通じて、「この上司や先輩社員がいる会社で働いてみたい」と思ってもらうことができれば、優秀な人材を確保できる可能性が高まります。


おわりに


新卒採用は、人事にとって人材獲得競争の場です。これからの新卒採用では、ゆとり世代の特徴に合わせた対策が必要になります。入社後の伸びしろを見極めて採用し、入社後はゆとり世代の特徴に配慮した人材育成を行って、優秀な人材に成長させましょう。
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