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第二新卒・既卒者を新卒採用枠で採用するメリット・デメリット

2015年09月08日

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第二新卒・既卒者を新卒採用枠で採用するメリット・デメリット
日本の採用活動は新卒者を採用する「新卒採用」と新卒者以外を採用する「中途採用」の2つに分けられますが、現在は第二新卒者を中途採用枠ではなく、新卒採用枠で採用する動きが活発化しています。
また、就職経験のない「既卒者」は中途採用枠での採用がほとんどでしたが、国が経済団体などに対して卒業後3年以内の既卒者を新卒扱いにするよう要請したことから、既卒者を新卒枠で採用する企業も増加しています。
今回は第二新卒・既卒者を新卒採用枠で採用するメリット及びデメリットについて考えます。


「第二新卒」「既卒者」とは



「第二新卒」「既卒者」とは


「第二新卒者」とは、卒業後就職したものの1~3年以内に離職した若年者(一般的に25歳以下)のことです。一方、「既卒者」とは就職経験のない者を指します。
企業が第二新卒・既卒者を新卒枠で採用する背景には、新規学卒者の離職率増加があります。厚生労働省が平成26年11月に発表した「新規学卒者の離職状況」によると、卒業後3年以内の離職率は大学が32.4%、高校39.6%といずれも前年を上回っています。
第二新卒や既卒者の中から優秀な人材を見つけ、会社の将来を担う中核社員を育成することが企業の狙いです。


第二新卒・既卒者を採用するメリット・デメリット



第二新卒・既卒者を採用するメリット・デメリット


採用決定から勤務開始まで、中途採用では通常数ヶ月、新卒採用では1年近くかかるため採用コストは高いです。一方、第二新卒や既卒者であればすぐに勤務開始できるためコスト削減できます。
また、仕事は才能よりもやる気や体力が重要なことがありますが、まだ20代前半と若い第二新卒・既卒者は十分なやる気と体力、ポテンシャルを備えています。

それでは、第二新卒・既卒者採用のメリットとデメリットについて個別に見ていきます。

【第二新卒のメリット】実務経験を持ち、即戦力として活躍
社会人としての経験が少ないことはデメリットと捉えられがちですが、柔軟性が高く、前職のカラーに染まっていないため会社の風土になじみやすいというメリットがあります。また、社会人経験がある第二新卒者はビジネススキルや一般常識を持っており、新卒研修を実施する必要はありません。
また、実務経験が浅いものの、基礎的な業務知識・コミュニケーションスキルを備えています。前職と同職種、あるいは前職の経験が生かせる職種であれば、即戦力として活躍が期待できます。

【第二新卒のデメリット】会社になじめない可能性あり
デメリットは会社になじめず、入社後すぐに辞めてしまう懸念があることです。したがって退職理由が「スキルアップまたはキャリアアップしたい」「会社に対する不満があった」場合は面接時に動機や原因を探ることが採用時の重要なポイントです。会社と第二新卒者の考え方が一致する場合には早期離職の心配は少ないと言えます。

【既卒者のメリット】高い専門性を持つ人材も存在
「卒業までに就職が決まらなかった」「公務員を目指していたが一般企業への就職に変更した」「事情があって就職活動ができなかった」など、さまざまな既卒者がいます。在学中から現在に至るまで、何を考え、どのように過ごしてきたかを面接で尋ねることによって、人間性や仕事に対する意欲を見極めることが大切です。
第二新卒・既卒者の中には高い専門性を持った者も存在します。公認会計士や税理士を目指す(目指していた)既卒者を会社の経理として採用することも有効です。

【既卒者のデメリット】入社後の教育が必須
第二新卒者と同様に柔軟性に優れ、企業風土に合った教育を行えますが、実務経験がないため入社後に教育が必要です。


おわりに



今回は第二新卒・既卒者を新卒採用枠で採用するメリット及びデメリットについて考えました。第二新卒・既卒者の中には新卒者と同様にやる気のある人材、チャレンジ精神にあふれる人材が存在します。
第二新卒者や既卒者の採用を積極的に取り組むことによって、良い人材と出会えるチャンスが増えるでしょう。採用時には新卒者と第二新卒・既卒者で面接時の質問を変えるなど、人間性や仕事に対する意欲を見極めてください。
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