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◆第104号◆「自分のために営業日報を書く 」 ~「営業革新の急所」 ナマの営業の知恵をお届けします~

2016年02月12日

◆第104号◆「自分のために営業日報を書く 」 ~「営業革新の急所」 ナマの営業の知恵をお届けします~

こんにちは。
第104号の営業革新の急所です。

さて今回は、目標を持てなくても成長できる、という話です。


■ 自己目標の大切さ~教科書的に書くと・・・

自己啓発本なんかを読むと、よく“目標を持て”という記述を見かけます。
目標を持つことで、より良い状態に自分を押し上げたり
何かを成し遂げることができる可能性が高くなるからです。

こういった自己を高めるための目標は、10年後などの長期目標を設定し、
その達成に向けて3~5年後の中期目標、そして今年1年間での短期目標
という風に、徐々に現在に向けて引き寄せてくるのが普通です。

例えば、10年後には年収ン百万(千万)、そのため3年後に課長職に、
だから今年は部内で1番の成績になるぞ!、といった感じでしょうか。

これらの目標は、必ず達成するつもりであることが重要です。
心からの“達成するぞ!”という気持ちがなければ
そもそも目標となり得ないので言うまでもないことなのですが、
“あまり達成するつもりのない形ばかりの目標”を見かけることがあるので、
一応念押ししておきます(笑)。

また、自分に強い気持ちがあればいいので、定性的でもかまいません。
だから「自分に自信を持つ」でも、本人が納得する状態がイメージできて
いるのであれば、目標としてなんら問題ありません。

そして、設定した目標は紙に書き、
自室や会社のデスク周りにでも貼っておくと良いようです。
確かにこれは効果があります。

常にひとつのことを強く意識し続けるということは、
人間にとって案外難しいものです。

だからしょっちゅう目標が目に入ることで、
常に頭の中に目標が描けるわけで、
大きなセルフモチベーションの効果が上がります。


■ でも、皆が自己目標を持てるのか?

上記のようなことは、研修に参加された方に目標を設定する際、
私が頭に入れている基本的なことです。

しかし、研修のようなプログラムを経ないで自分の目標を
持とうとしたとき、戸惑う人はけっこういるのではないでしょうか。

心の奥底から「絶対達成したい!」という感情を湧き起こすことは、
自分でさえコントロールできないことだからです。

つまり「必ず達成するぞ!と思える自己目標を持てない人」はいるわけで、
そういう人には上記のような目標設定は不可能となってしまうのです。
こういった人は意外に多いもので、研修をしているといくらでも見かけます。

では、そういった目標を持てない人は、自己を高めたり
何かを成し遂げる可能性を諦めなければならないのでしょうか。

もちろんそんなことはありません。
目標を持てなくても、必ず可能性を広げ続けることができると思います。



■ 目標を持てない人は・・・

私自身は目標を持っていたこともあるし、
持てないこともあったような気がします。
或いは、鮮明に描けていたこともありますが、
「できたらいいな」というような曖昧なヴィジョンだったこともあります。

そんな自分の経験から言えることですが、
自分の可能性を高めるために必要なことは、「目標」だけではなく

   日々変わり続ける意識

ではないかと思います。
もちろん、「今よりも良い状態に向け変わり続ける」という意味です。

「変わる」ということを何も大げさに考える必要はなく、
変わる量はほんの少しでかまいません。
毎日少しずつであっても変わり続ければ、やがて大きな変化になるものです。

毎日百分の一ずつ変われば、70日後に倍になります。
毎日二百分の一ずつ変われば、139日後に倍になります。
毎日千分の一ずつ変われば、694日後に倍になります。

1/1000の変化量でも、なんと2年以内に倍になるのです。


この「今よりよくなりたい」という意識は人間にとって自然だし、
だからこそ無理なく続けることができると思うのです。

これは「決して現状に満足しない」ということに近く、
危機感という言い方もできるでしょう。

そのためには、変わるための時間を毎日取ることが重要です。
その時間で、何がいけなかったのか振り返りをしたり、
明日に向けて少しだけ変わるためにどうすればいいか考えるのです。
営業日報を書く時間などは、まさにうってつけです。

日報を「会社から言われたから書く」のではなく、
「自分自身が毎日少し変わるために書く」のです。
すると、日報のフォーマットが今までと違って見えるはずですよ。



■ 慣性を打ち破れ

物理学の“慣性の法則(運動の第1法則)”というのを
誰でも聞いたことがあるでしょう。

この法則は、
 「力を加えられない限り、静止をしている物体は静止を続け、
  運動をしている物体は等速直線運動を続ける」
というものです。

我々の精神にもこの“慣性の法則”は適用されます。
(もちろん比喩的に言っているのですが)

我々は昨日と同じ今日、先週と同じ今週、先月と同じ今月、
そして昨年と同じ今年が続いていくのが“楽”と感じやすいものです。

一定の方向に動いている自分の向きを変えようとすれば、
それまで加えられていなかった“力”が必要です。

或いは、ずっと静止し続けてきた自分を動かすためにも、
強い“力”がなければなりません。

この“力”を発揮するためにはストレスがかかる場合が多いので、
ストレスから自分を守る本能が働き、変化を嫌うのかもしれません。

でも、同じ方向にしか進まないのであれば、
自分の周囲の景色は似たようなものです。

しかし進む方向を変えれば、今まで見ることができなかった
素晴らしい景色が開けるかもしれません。

また、その場にとどまり続けるのであれば、
1次元の世界に住むことになります。

何かの“力”を自分に加えて上下前後左右に動き出すことで、
3次元の大きな世界に踏み出すことができるのです。

慣性の法則は、性格や物事の考え方に影響され、
人によってその強さが違うように思います。

しかしいずれにしろ、この慣性の法則を打ち破り続ける意識を
持つことが必要でしょう。

営業日報を使って、あなたやあなたの部下の方々の
慣性の法則を打ち破る。
そんな視点を毎日の日報記入の際、持ってみたらいかがでしょうか?


                                              


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(文責:株式会社ジェイック 実戦型営業コンサルタント 林 丈司)


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