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マトリックス組織とは?メリットや企業例をご紹介!

2017年12月15日

  • チーム作り
  • 働き方改革
マトリックス組織とは

外資系の企業が用いることから、グロバール化を視野にいれている企業が採用するマトリックス組織。ネット上には構造の形式について様々な説明がされています。今回はわかりやすくマトリックス組織の特徴や種類、運営上のポイントについてまとめました。

マトリックス組織とは?

「縦軸と横軸からなる表と同じ」と表現されるマトリックス組織ですが、具体的にはどのような組織構造なのでしょうか?

マトリックス組織とは

通常は、図のような上から下にかけての組織構造を採用している場合が多いと思います
地域や事業、機能などのどれか1つで分けて、枝分かれしている組織形態です。一方、マトリックス組織は、裾広がりの形態とは全く異なります。


マトリックス組織は、裾広がりの形態とは全く異なります

マトリックス組織の具体例

マトリックス組織は通常の組織形態と比較しても、非常に特殊な作りです。具体例を見てみましょう。

製品Aの販売を行う社員Yの場合

同社で複数の製品を扱いながら、製品Aに特化した販売を店舗で行う、社員Yを例にとって考えてみた場合です。通常であれば製品Aを扱う社員の1つの基準だけで組織の一員として機能することがあるかと思います。しかし、社員Yの場合は店舗勤務です。全国的に店舗を展開している場合はどうでしょう?エリアでの部門も設けることで、地域ごとでの需要をキャッチできるかもしれません。ここで使えるのが、マトリックス組織です。


マトリックス組織の種類

一口にマトリックス組織と言っても、プロジェクトの責任者の位置で、さらに3つの種類に分けることができます。

バランス型

バランス型

プロジェクトの責任者をそれぞれの部署から選ぶ形態です。実際にプロジェクトを進める社員の中から責任者を選出していることもあり、業務の状況を迅速にキャッチできます。ただ、通常の業務と兼任して責任者の立場を保つこと、もう一つの責任者とうまく意思の疎通が図れない。などプロジェクトの責任者個人が疲弊してしまうこともあります。

ストロング型

ストロング型

プロジェクトのマネジメントに特化した部署を別に設けた形態です。マネジメントだけを行う責任者を別に設けていることから、バランス型のような1人へ負担がかかることがなくなります。しかし、企業の規模が小さい場合やプロジェクトが複雑化していない場合は設置が難しいです。いくつもの部門に別れた、大企業であれば効力を発揮してくれます。

ウィーク型

ウィーク型

従来の上から下まで一連体制の組織形態に似ているウィーク型。プロジェクトの責任者を置かず、それぞれの社員が自ら判断して業務を進めます。ウィークと名がついているだけあって、所属や関係性が曖昧になりがちです。ただ、はっきりとした関係を設けていない分、社員が自由に行動することができます。同じ目標に対し、様々なアプローチを行いたい企業にとってはもってこいの形態です。


マトリックス組織のメリット

マトリックス組織のメリット

マトリックス組織は、外資系の企業形態の取り入れを検討している企業にとって無視できない構造です。企業規模が大きくなれば、大きくなるほど、従来の一本化体制では対応できない点が多々発生します。先程の例に習えば、製品の一本化体制で組織構造を組んでいた場合、エリアで問題が発しした際にうまく対応するのが難しいでしょう。これが、国内の問題であればまだしも、海外出店も行う企業であれば、さらに対応は難しくなります。基準を複数設けることで、「この問題はエリア1の管轄」「製品のことならA事業部」などと、強みをもった部署で対応できます。


マトリックス組織のデメリット

マトリックス組織のデメリット

マトリックス組織を運用する上での懸念は「組織が複雑化する」ことです。マトリックス組織は必ずしも、2つの基準だけで成り立つものではなく、場合によっては3つ以上の部門を兼任することがあります。複数の部門に分かれていることから、整理されていれば円滑に業務を進めることができます。しかし、あらゆる部門が交錯することで、複雑化することを避けられません。1人の社員が複数の部門に所属することで、その分上司も2人、3人と増えます。どの上司の支持を採用するべきか、困惑し兼ねません。支持が重複した場合はどの上司の意見を優先するのか、力関係をはっきりさせる必要があります。


マトリックス組織を運営する上でのポイント

マトリックス組織が複雑な形態であることが、お分かり頂けたかと思います。しかし、現在、国内企業も徐々にマトリックス組織へ転換すべきであると多方面から見解が示されています。そこで、ハードルなくマトリックス組織を取り入れられるよう、運営上のポイントを見てみましょう。

マトリックス組織を運営する上でのポイント

①自社に適した種類を選択する

今回ご紹介した、3つのマトリックス組織の中で、企業規模や目的にあわせた形態を採用しましょう。それぞれにはデメリットもありましたが、企業の形式によっては現行の組織形態をはるかに上回る効果を発揮する場合もあります。形態の選択にすべてがかかっていると言っても過言ではありませんので、慎重に選びましょう。

②部署の垣根を超えて情報共有を行う

マトリックス組織の強みは、1人の社員が複数の部署を兼任することで、円滑に業務が進められることです。従来の形態に比べ部署の垣根は格段になくなります。せっかくあるメリットを存分に発揮できるよう、他部門との情報共有も積極的に行いましょう。

③定期的なヒアリングを行う

従来の組織形態に慣れていた場合、マトリックス組織への移行期は困惑する社員も多いでしょう。今までの方針からガラッと転換するため、やりにくさを覚えることもあるかもしれません。また、立ち位置によっては負担がかかる社員もでることが考えられます。社員の不満を取り除くためにも、定期的にヒアリングの機会を設けましょう。

おわりに

マトリックス組織に興味がありながらも、不安を覚える方もいらっしゃるでしょう。新しい体制を取り入れる際はマイナス要因に目がいってしまいがちです。ただ、現行の一本化の体制にデメリットが0というわけではないでしょう。現行の体制とマトリックス組織を天秤にかけてみてください。現行の体制で問題がないようでしたら、もちろん転換の必要はありません。しかし、マトリックス組織への魅力を感じているようであれば、採用も視野にいれてください。その際は今回あげたポイントを十分に意識することをおすすめします。
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