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組織の転換期で実践したい、組織力を強化・向上させる取り組みとは
2017年08月22日
企業には必ず転換期が訪れます。この時期を、より強い組織を作るためのチャンスと捉える経営陣も多いでしょう。企業の存続に必要な「組織力」とは、社員同士の相互関係により生まれる力のことです。社員一人一人が協力関係を築くことによって、組織全体で大きな力を発揮します。今回は、そのような組織の転換期で実践したい組織力を強化・向上させる取り組みをご紹介します。
組織の転換期に必要な「組織力」とは
企業を取り巻く環境は常に変化し続けています。新規事業の展開や既存事業の撤廃、時代の変化などに合わせて、企業は新しい組織に改革していかなければなりません。そこで必要となるものが、転換期を乗り越えるための「組織力」です。組織力とは、言い換えれば「成果を勝ち取り、組織を成長させる力」ともいえます。単に人が集まっただけでは、組織としての本当の力は発揮されません。確固たる組織力を築いてこそ、苦しい転換期を好機へと変えていけるのです。ただ働くのではなく、どうすれば課題を解決できるかを常に考えチャレンジする姿勢が、一人一人の社員に問われます。
組織力を強化するためには?
有能な人材を集めたところで、組織力が強化されるわけではありません。社員が組織に所属し、互いに信頼関係を築くことで初めて強い組織が生まれます。
このような信頼関係を結ぶためには、日々の密なコミュニケーションの積み重ねが肝心です。優秀な人材ほど、周りに頼れる同僚がいないと感じ、自分1人で解決する傾向があります。組織力を強化したいなら、まずは社員同士が信頼関係を築くための職場環境を整え、一人一人を仲間として認め合う機会作りを支援していく必要があるでしょう。
組織力を強化するリーダーに求められる取り組み
チームの方向性を示そう
まずリーダーは、チームに対して方向性を示すことから始めましょう。社員の能力が高くても、それぞれが違う方向を向いていては、同じゴールを目指すことはできません。チームの方向性は「ビジョン」「目標」「戦略」という3つの要素を軸に提示します。ビジョンとは理想を指し、組織としてのビジョンをかなえるために、目標を数値化するなどして分かりやすい形に落とし込みます。その後、どのように目標を達成するか戦略を立てれば、チームとしての方向性がまとまりやすくなるでしょう。
部下の失敗をサポートしよう
チャレンジには失敗がつきものです。新しい取り組みが必ずしも成功するとは限りません。だからといって挑戦をせずに終わるのでは、部下の成長はまったく期待できないでしょう。部下の失敗をサポートすることは上の役目です。失敗したら自分が責任を取るという度量が部下の心の支えとなり、モチベーションにつながります。このようなリーダーの心意気が、組織内の信頼感を自然と高めるのです。
次世代のリーダーを育てよう
リーダーには、次世代のリーダーを育てるという大事な役目があります。何らかの理由で自分が今の場所からいなくなっても、変わらずに組織を機能させ続けなければなりません。次のリーダーが育つことで、組織力はより強固なものになります。若い世代にいかに仕事への取り組み方や考え方を伝承していくのかを、日々意識しておきましょう。次の世代への伝承は上に立つ者の使命であり、責任でもあるのです。
おわりに
今回は、組織の転換期に問われる組織力についてご紹介しました。組織力を高めるための基本は、日々のコミュニケーションによって培われる信頼関係です。企業の変革期には、とかく目的の本質を見失いがちになります。社員同士の絆を深めながら、組織力を向上させるための取り組みを実践していきましょう。
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