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人事向け:グループディスカッションのテーマ例&進め方や評価方法
2016年06月07日
「2017年卒マイナビ企業新卒採用予定調査」によると、2017年卒の新卒採用でグループディスカッションを実施する企業は21.6%に上ります。グループディスカッションは一度に複数の就活生を見ることができる一方、明確な評価方法を決めておかないと、優秀な人材を不採用にする可能性もある採用手法です。
今回はグループディスカッションの流れとテーマ、就活生の評価方法についてご紹介します。
グループディスカッションの流れ
グループディスカッションとは、テーマを決めて集団で討論することです。
テーマに対して参加者が各自の主張を発表する「フリーディスカッション」、賛成派・反対派のような2グループに分かれて主張を戦わせる「ディベート」、参加者が課題を与えられて共同で作業する「グループワーク」の3種類があります。
グループディスカッションは以下の流れで進行します。
【1】自己紹介
参加者はお互い初対面であるため、名前と大学名を名乗ります。
【2】役割の決定
いずれの種類もディスカッションを進行する「司会(ファシリテーター)」、ディスカッションの内容を記録に取る「書記」、時間を管理する「タイムキーパー」を決定します。
【3】テーマの確認
グループディスカッションでは、抽象的なテーマを与えることが少なくありません。このような場合は具体的なテーマを設定するなど、グループでテーマについて確認します。
【4】討論
テーマについて各自が意見を出し、ディスカッション終盤でグループとしての結論をまとめます。
【5】グループ代表者による発表
グループ代表者がグループとしての結論を発表します。
グループワークの場合、上記のディスカッションだけではなく、資料の分析や成果物の作成が加わることがあります。
できる就活生を見極めるためのテーマ
優秀な人材を見極めるため、各企業はテーマ選びに工夫を凝らしています。業界特有のテーマを設定することもあれば、一般的なテーマを設定することもあります。
グループディスカッションのテーマ例
【フリーディスカッション】
・ビジネスパーソンと学生との違いとは
・グローバル企業とは
・営業に必要とされる要素とは
・10年後の当社の姿
・自社技術を使って何ができるか
・日本を訪れる外国人観光客を増やすには
・若者の活字離れを防ぐには
【ディベート】
・私立小学校受験の是非
・小学生にスマホを持たせることの是非
・コンビニエンスストアの24時間営業の是非
・ゼネラリストとスペシャリスト、必要とされる人材はどちらか
【グループワーク】
・商品の売り上げアップのためのアイデア出し
・新商品の企画
・当社のキャッチコピー作成
・レストランの新規出店地域の選定
就活生の評価ポイント
ディスカッションの最初に役割を決めますが、司会(ファシリテーター)がうまく議論をリードできないなど、メンバーの役割が十分に果たされないことで議論が進まないケースもあります。また、「自分が発言するばかりで、他のメンバーの発言に耳を傾けない」就活生がグループにいることで、議論がまとまらないケースもあるでしょう。
グループディスカッションで評価を行う際のポイントは、グループの結論や雰囲気で評価するのではなく、就活生個人を見て評価することです。個人がグループにどのように貢献しているのか、発言力だけでなく協調性も含めて評価しましょう。
おわりに
グループディスカッションを実施する目的は、優秀な人材を個別面接に進ませることです。会社で活躍できる人材かどうかは個別面接で確認することを意識して、グループディスカッションの評価を行いましょう。
グループディスカッションも、場数をこなせば就活生が慣れてきます。グループディスカッションを経験したことのある就活生と未経験の就活生では経験の差が生まれるため、協調性や積極性も含めて総合的に評価することが重要です。
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