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ワーク・ライフ・バランスへの取り組みは企業にどのようなメリットをもたらす?
2017年04月18日
近年、過酷な労働環境が引き起こす社員への悪影響について問題視されており、同時にワーク・ライフ・バランスの重要性が注目されています。そのワーク・ライフ・バランスに取り組むことによって、社員だけではなく企業側にもたくさんのメリットがあることはご存じですか?
今回は、ワーク・ライフ・バランスへの取り組みが企業にもたらすメリットについてご紹介します。
従業員の働きぶりに与えるメリット
ワーク・ライフ・バランスへの取り組みによって、最も良い影響が現れると考えられているのが従業員の働きぶりです。具体的には以下のようなメリットが期待できます。
生産性の向上
日本の労働現場は、時間当たりの生産性が他の国に比べて低いといわれています。そんな中、従業員のワーク・ライフ・バランスに取り組むことで、無駄な作業が減少し、残業が少なくなるという好循環が生まれます。結果として、生産性が向上したという例は少なくありません。
従業員エンゲージメントの向上
従業員エンゲージメントとは、従業員が企業に対して持つ「自発的な貢献意欲」のことをいいます。企業が課題や危機などを乗り切るためには、「この企業のために自分の持てる力を全力で発揮したい!」という従業員一人一人の貢献意欲がとても重要となります。
ワーク・ライフ・バランスへの取り組みがしっかりなされていることで、従業員の帰属意識が高められ、従業員エンゲージメントの向上につながるのです。
従業員の身体・健康状態に与えるメリット
仕事は1日に費やす時間の3分の1以上を占めます。職場の労働環境やワーク・ライフ・バランスの取り組みがあるかどうかにより、従業員にもたらす健康への影響は大きく変わってきます。
ワーク・ライフ・バランスを重視しながら働くことで従業員が得るメリットはたくさんありますが、身体面では以下の2点が代表的なものといえます。
メンタルヘルス対策
近年では、仕事のストレスが従業員のメンタルヘルスに悪影響を与えることが問題視されています。企業側はメンタル不調者の発生や過労死などのリスク回避のため、できるだけストレスのかからない職場環境を整備し、従業員の精神状態の安定を図る必要があります。
ワーク・ライフ・バランスの取り組みは、その予防策の1つといえるでしょう。
離職率の低減
ワーク・ライフ・バランスを導入し、心身ともに働きやすい職場環境をつくることは、従業員の離職率の低下にもつながります。従業員が長く定着することで、貴重な人材や企業のノウハウの流失を回避することができるほか、採用や教育コストの抑制も実現できます。
企業イメージに与えるメリット
ワーク・ライフ・バランスを導入することによって、対外的にも企業のイメージアップを図ることができます。
ワーク・ライフ・バランスに取り組む企業は、言い換えれば“働きやすい環境を整えようとしている企業”ということです。それにより「働きやすい企業」「従業員を大切にする企業」というイメージを持たれるようになります。
その結果、優秀な人材も集まりやすくなり、取引先信用度の向上にもつながるなど、さまざまなメリットが企業にもたらされるのです。
「ブラック企業」のレッテル回避
爆発的な情報拡散力を持つインターネットがインフラとして普及した現在、一度でも「ブラック企業」というレッテルを貼られてしまうと、その噂はなかなか消えません。企業としては大きなダメージを背負うこととなります。
しかし、裏を返せばポジティブな噂や評判も広まりやすいといえます。ワーク・ライフ・バランスを意識して従業員を尊重した運営を行うことで、ネガティブな噂の拡散リスクを回避できるともいえます。
優秀な人材が獲得できる
誰よりも企業イメージに対して熱心にアンテナを張り巡らせているのは、就職活動中の学生や求職者です。ワーク・ライフ・バランスの整った職場環境は「働きやすい会社」として評価されるため、優秀な人材の確保にも有効です。
おわりに
ワーク・ライフ・バランスの取り組みの普及は、現状はまだ全国的にみても進んでいるとはいえません。しかし、ワーク・ライフ・バランス支援に取り組むことで、従業員にとってはもちろん、企業にとってもさまざまなメリットをもたらします。
ワーク・ライフ・バランスをうまく取り入れながら、従業員一人一人が充実して仕事に向かえる、働きやすい環境づくりを行いましょう。
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