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職場・仕事のチームワーク力を向上させる「チームコーチング」とは

2016年08月09日

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職場・仕事のチームワーク力を向上させる「チームコーチング」とは



「チームコーチング」という言葉をご存じでしょうか。近年、組織開発の新しい手法として、業務遂行の中でメンバーの行動変容を促進させるチームコーチングが注目されています。
企業には、仕事の内容や担当別に部署が存在しますが、それはいわゆる「ワーキンググループ」であることも少なくありません。メンバーが共通の目的やビジョンを持ち、ニーズに即した成果の実現を目指す「チーム」をつくるためには、どのようにすれば良いのでしょうか。今回はチームの変革を支援する手法、チームコーチングについてご紹介します。



「コーチング」と「チームコーチング」


多くの企業では、人材育成のために研修を行っています。新入社員であれば、Off-JTで模範となる行動パターンを学んだ後、OJTによって現場で課題に取り組むという流れが一般的ですが、研修を受ける側が受け身になってしまうことがあります。
コーチングの目的は、社員の自発性を促すことです。コーチングを行うことにより、本人の気付きや意欲を引き出すことができます。

それでは「チームコーチング」とは、どのようなものでしょうか。簡単に説明すると、本来マンツーマンで行われるコーチングを、複数名で結成したチームに対して行うことです。メンバー自らがハイレベルな成果を得るための施策を具体化し、実行できるようなプロセスを支援することがチームコーチングの基本となります。
チームを主体とするチームコーチングでは、各メンバーの話に耳を傾け(傾聴)、質問によって気付きを与え、目標を達成したときに評価(承認)します。これにより、個々の能力を足し算したもの以上の成果を上げられるチームへと変容させることができるのです。



フラットな関係でチームワーク力を高める



フラットな関係でチームワーク力を高める


チームが結束するためには、その任務に対する意欲が欠かせません。各メンバーが意義・ビジョン・目的を正確に把握し、目標達成のために自分は何ができるのか、何をすべきかをチームで共有することが必要です。
なぜなら、個々の考えを十分に出し合い、最終的にチームのあるべき姿を共通の認識にしなければ、本来のチームワーク力が発揮できないためです。

チームの役割を理解することは、メンバー全員が「we」という複数形の主語でものを考えることを指します。会社やスポーツでは上下関係があることが普通ですが、チームコーチングではチームの中に上下関係があると、期待していた効果が得られないことがあります。
また、個人で限界を決めたり、他のメンバーに遠慮したりする場合、有意義な意見交換ができません。見解の違いを明白にし、お互いが理解するためには対立や葛藤を伴いますが、議論には時間をかけ、納得した上で合意しましょう。このプロセスの繰り返しでチームワーク力が向上し、周囲にも良い影響を与えます。



チームコーチングとPDCAサイクル



チームコーチングとPDCAサイクル


「チームコーチング」では、意思決定や成果達成プロセスに介入するときに振り返りを行い、失敗を次に生かすようにします。振り返りの際は改善策を考えるだけでなく、改善策を基に次回の計画を立てるようにすることが大切です。
この「振り返り(Check)」「計画(Plan)」は、業務プロセスを管理する手法の1つであるPDCAサイクルに含まれています。一連の任務において何を計画し(Plan)、どのように実行したか(Do)、何が成功し何が失敗だったか(Check)、どのように改善したか(Action)を考えながら、PDCAサイクルを回すことは、チームコーチングにおいても重要なポイントです。



おわりに


チームワークという言葉は、単に複数名で同じ作業をする状況を指しているわけではありません。メンバー全員が意欲とビジョンを持って自らの役割を果たし、同じゴールを見据えて向上していけるチームの共創、それこそがチームワークです。チームワーク力を最大限に引き出すため、チームコーチングを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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