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今さら聞けないPDCAサイクルとは?新しいOODAループってなんのこと

2017年09月08日

  • トレーニング
  • 業務改善


今さら聞けないPDCAサイクルとは
 みなさんは「PDCAサイクル」という言葉を聞いたことがありますか?ビジネスマンであればほとんどの方が知っていると思います。今回は「PDCAサイクル」について、PDCAサイクルの根本や、正しく行う方法、練習できるゲームなどについてご紹介します。


PDCAサイクルの4つの意味をおさらい!

PDCAサイクルは統計学者ウィリアムス・エドワーズ・デミング博士によって提唱されました。別名デミングサイクルとも言います。きっかけは1925年ごろの製造業の品質管理を否定し、品質にばらつきがでない要因ができるような状態に維持するという管理から生まれました。デミング博士は1947年に国勢調査のためにGHQによって日本に派遣されます。1950年に再来日した際に経営者、管理者向けに講演を行ったことをきっかけにPDCサイクルは普及していきました。 ではPDCAサイクルとはいったいどういう意味なのでしょうか。PDCAはそれぞれ頭文字を指していて、これからご紹介する4つの意味を指します。 


・Plan:計画

これからすることを細分化して考えます。何をするのか、誰に対してか、なぜそれをするのか、どれくらいの量か、どういった結果を求めているかなどといったことを、分解して考えます。


・Do:実行

計画したことを実際に行います。行い方は内容によって違うが、物を作る、体を動かす、サービスを提供するなどといった具体的な行動をします。その行動は計画通りに行い、時間を測る、数を数えるなどあとで振り返りができるようにしなければいけません。


・Chec:評価

実行した行動の結果が良かったか、悪かったかなど評価をします。実行時の結果を記録、記憶しておき、それをもとに評価しなければなりません。できれば数値的記録が評価の基準としては一番望ましいです。


・Act:改善

評価をもとに見直しをしていきます。そのまま継続するのか、違う手法で行動を起こすのか、行動自体を中止するのかなどといった。ここで大事なのは、PDCAは「サイクル」なのでまた次のP(計画)を意識して見直す必要があります。



PDCAサイクルの練習を3つのゲームでしてみましょう

PDCAサイクルはビジネスマンの基本とも言われていることから、新入社員の研修でPDCAサイクルを身につけてもらうためのゲームを実施している企業が増えています。ここではPDCAサイクルを身につけられるゲームを3つ紹介したいと思います。


①マシュマロチャレンジ

マシュマロチャレンジは4名で1チームを基本とし、乾燥パスタ、テープ、マシュマロ、紐を使います。その4つの道具を使って、自立できる高いタワーを作っていきます。最も高いタワーを作ったチームの勝ちです。ちなみに世界記録は99センチです。世界記録を目指すために複数回チャレンジしてもらい、高いタワーをつくるためにPDCAサイクルが必要となります。このゲームは「やってみる」つまりアクションのスキルが特に身につくでしょう。


②ドミノ倒しゲーム「ロングタイムドミノ」

これはよくある専用のドミノを使わなければならないのではなく、本や、箱など何をドミノに使っても構いません。部屋にあるものをなんでも使っていいということで、ドミノにつかえそうなものをたくさん用意しておきます。そして制限時間以内に各チームドミノをつくり、最も長い時間ドミノが倒れているチームが勝ちというルールになっています。1ゲームだけするのではなく複数回行うことで、2回目、3回目は他のチームの結果も評価し、自分たちのチームに取り入れるということを行うことで、評価する力や改善する力が身につきます。


③ペーパータワー

使用するものはA4の用紙20枚これだけです。A4の用紙はどこの会社にもあるしとても用意がしやすく手間もかからないので提供する側としてはありがたいです。1チームにA4用紙を20枚渡し、できるだけ高いタワーを作ってもらうゲームです。みんなで話し合うことや、検証してみること、評価すること、改善してみることなどPDCAサイクルがトータル的に身につくゲームと言えるでしょう。ゲームを通して笑いも起きるので社員同士の仲が良くなる効果もあるでしょう。



間違ったPDCAサイクルとは?

 PDCAサイクルはできているようでできていないことがあります。それはPDCAの意味を勘違いしたり、意識づけができていなかったりすることで起きます。PDCAサイクルを回すことを意識しながらするようにしましょう。


1.  計画が曖昧ではないですか?

最初の段階の計画が甘いと、その後の工程に影響を与えPDCAサイクルはうまく回りません。計画は具体性のあるものにしましょう。例えば数字を使ったりすることです。曖昧な内容の計画では検証がしずらいです。そして計画は願望とは違います。「こうなったらいいなあ」という願望になりがちですが、願望ではいけません。すべてがうまくいけばと実現できるような計画は論外です。


2.  評価と改善できていますか?

PDCAサイクルのPの計画とAの実行だけになってしまうという失敗例もあります。毎日の仕事が忙しくて評価と改善がおろそかになってしまいがちです。しかしそれでは一向に改善されず、現行のままになってしまい、能率や質が向上しません。PDCAサイクルは実行したことを次に活かすことが大切です。そのためにも実行したことを時間をかけて評価し、次に活かす改善策を考えていきましょう。


3.  ペース配分も意識していますか?

PDCAサイクルを実行するうえではペース配分も意識する必要があります。例えば諸突猛進タイプの営業マンがいるとします。とにかく行動はできるというタイプです。はっきり言うと計画ばかり立てて行動しない人よりもはるかに優れています。しかし諸突猛進だけではダメでP(計画)にも時間を使ってから行動をしましょう。パーセンテージでいうと行動が100%だったのを計画に15%使って、行動前にノートにこれからすることの計画を記す、そして行動後に自分がしたことを評価する時間を15%使って検証し、今後の改善策を考えるといったことです。そうすることで次回以降の質や効率が向上するでしょう。



でもPDCAサイクルが古いって聞いたけど

 PDCAサイクルは1925年ごろの製造業がきっかけでつくられたもので、古いともいえます。実際に他業種や現代では適用しにくいという声もあります。競争、変化の激しい現代に適用できるものでなければならないでしょう。PDCAサイクルは万能というわけではありせん。



PDCAサイクルでは不十分?

 PDCAサイクルには問題点もあります。例えば想定外の事態が起こった場合です。計画の段階では考えられなかった想定外の事態が起きた場合、それでも無理に計画通り行うということはしないほうがいいでしょう。計画の段階で大きな間違えがあるのにそれでも実行、評価、改善するなんてのはナンセンスです。また計画や予算に縛られすぎて目先のチャンスを逃すなんて事態もありえます。PDCAサイクルは柔軟な対応ができないというところに問題点があります。



よく聞くOODAループって?

 PDCAサイクルの弱点を補う、対抗してでてきたものとしてOODAループと言われるものがあります。OODAループは朝鮮戦争の航空機の航空戦での洞察を基盤にし、指揮官の意思決定プロセスを理論化したものです。


・Observe:観察

起こった現実をしっかりと観察することがOODAの最初です。計画を事前にたてるのではなく、想定外のことでも従来のことでも起こった現実を受け止め、しっかりと観察しましょう。これで計画に固執してしまうというPDCAサイクルの弱点はありません。


・Orient:状況判断

起こった現実、相手、市場調査、業界の動向などといった事柄をしっかりと観察した後は、状況判断です。この状況判断によって、今後の方向付けが行われるのです。PDCAサイクルと違い、状況判断後に計画を立てるため、的を得たものになりやすいです。


 ・Decide:決断

状況判断をもとに、採るべき方針を決定しなければなりません。方向付け、予想に基づいて今後の行動を決めます。この決断の段階で対象の求めているもの、提供すべきものは何か、進め方をどのようにするかは決まっている必要があります。


Act:実行

観察、状況判断をもとに、決断したことを実行します。PDCAサイクルでは計画の後の2段階目で実行がありましたが、OODAループでは最後の第4段階で実行をします。



まとめ

 PDCAサイクルはポピュラーで歴史もあり、取り入れている企業も多いです。仕事の基本とも言われていて、実施する価値は十分あります。社員にはぜひとも身につけてほしい能力です。しかし、弱点もあり、柔軟な対応ができないことや、想定外の事態に対応できないといった問題もあり、完ぺきとは言えません。PDCAサイクルに固執しすぎてしまうことはいけないという事実も知っておいてほしいです。そこでOODAループの導入も視野に入れてほしいし、組織にあった独自のシステムでもいいでしょう。PDCAサイクルを自分の組織向けに少し改良したものや、OODAループに少しアレンジを加えるといったものでもいいし、全く新しいシステムでもおもしろいでしょう。しっかりと計画、評価を行い、よい教育、研修が実施できたらと思います。

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