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人事向け:エントリーシートと履歴書の違いは?ESの項目例と作り方

2016年03月22日

  • 新卒
  • 人事
エントリーシートと履歴書の違いは?ESの項目例と作り方
エントリーシート(ES)と履歴書は応募者の人物像を知るための有効な情報源です。就職みらい研究所の『就職白書2016』によると、現在、エントリーシートや履歴書、作文などを使用した書類選考を約9割の企業が実施し、約7割の学生がエントリーシートなどの書類を提出しています。
今回は、エントリーシートと履歴書の違いを確認するとともに、エントリーシートの項目例と作り方をご紹介します。


エントリーシート(ES)の役割


エントリーシート(ES)の役割


エントリーシートとは、書類選考のための設問を入れた採用書類のことです。エントリーシートを提出することにより、応募者は企業に興味があるという意思表示をします。
フォーマットは、どの企業もほぼ同じような形ですが、有効活用するためには自社の採りたい人材像を踏まえ、独自の設問を設けることをおすすめします。

エントリーシートが果たす最も大きな役割は、採用時間の短縮です。応募者全員と会う時間はないため、エントリーシートから面接すべき人物かどうかを見極めます。
また、エントリーシートには面接で聞きたいポイントを見つける役割もあります。応募者は、インターネットなど企業の情報を簡単に集める術を持っていますが、企業側は持っていません。そこでエントリーシートに記入された内容から人物を推し量り、少しでも本番の面接時間を無駄にしないための準備に使用します。



履歴書の役割


履歴書の役割


履歴書は応募者にとって名刺代わりとなる書類です。手書きの履歴書からは記入された内容よりも多くの情報を得られます。
例えば、写真の撮り方や貼り方、文字の特徴、用紙の折れや汚れなどから、応募者の個性や熱意が見えてくるものです。

Webからの応募やパソコンで制作した履歴書が増加している現在、手書きの履歴書を郵送することに負担を感じる人も増えています。応募者の殺到が予想される企業であれば、あえて手書きの履歴書を指定することにより、応募者をふるいにかけても良いでしょう。



エントリーシートと履歴書の違い


エントリーシートと履歴書の大きな違いは、情報量です。履歴書は氏名・性別の他、学歴・職歴、保有資格、趣味・特技、志望動機程度の自分に関する概要で構成されていることが多く、自由回答欄が多いエントリーシートと比較して情報量で劣ります。
応募者のおおよそのスペックや経歴を知りたいときは履歴書、履歴書から読み取ることが難しい人柄や価値観を知りたいときはエントリーシートと使い分けることをおすすめします。

また、履歴書は応募者が準備しますが、エントリーシートは企業が準備します。自社にふさわしい人材かどうかを見極めるため、質問の内容はよく検討しましょう。



エントリーシート(ES)の項目例と作り方


採用したい「人材像」を明確化し、会社に合った人材を判断するための質問を考えます。以下に主な設問と質問意図を挙げるため、エントリーシート作りの参考にしてください。

【エントリーシートの項目例と目的】
・「自己PRを書いてください」
自社が求める能力や経験を候補者が持っているか、どのような個性を持っているかを確認。
・「志望動機を教えてください」
他社ではなく自社を選ぶ理由、応募者がやりたいこと、自社への熱意を知る。
・「学生時代に(中途採用なら、「前のキャリアで」)がんばったこと」
過去の経験を自社の業務に生かせるかどうか、仕事に対する熱意の注ぎ方、モチベーションの生かし方などを知る。
・「成功体験・失敗経験を教えてください」
成功や失敗の中身ではなく、成功や失敗に至るプロセスやそこから学んだ内容を確認する。
・「あなたのキャリアプランを教えてください」
自社のビジョンや入社後の担当業務とのマッチングを見る。

上記の質問に加える形で、独自の質問を作っていきます。ただし、内容そのものよりも、「なぜ、それに力を注ぎたいのか」「どのように努力したのか」「経験から学んだこと」「挫折や困難の克服法」など、応募者の人となりが分かる設問を設けることが重要です。きれいごとを語れる「未来」に関して聞くよりも、過去の体験や考えたことを掘り下げる方が、応募者のパーソナリティをより深く理解することができます。


おわりに
じっくり時間をかけたい採用活動ですが、活動期間の長期化により他社に人材が流れてしまう事態は絶対に避けたいところです。
エントリーシートは、面接前に応募者の個性を把握できる良い方法です。エントリーシートを利用する際は設問を吟味し、自社とマッチした人材を絞り込みましょう。
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