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ポテンシャル採用とは?中途採用で活用したい理由と3つの評価項目

2015年12月29日

  • 採用市場
  • 中途
中途採用で即戦力よりも潜在能力を評価する
リーマンショックを発端とする景気停滞期に新卒採用を控えていた企業は、現在若手の人材不足に悩まされています。
従来の即戦力採用による人員補充だけでなく、いびつになってしまった年齢構造を少しでも改善するために、即戦力よりも将来性に比重をおいた「ポテンシャル採用」を実施する企業が増えてきました。


ポテンシャル採用とは


従来の一般的な中途採用は「キャリア採用」と呼ばれ、即戦力を期待するものでした。それに対して「ポテンシャル採用」は、応募者のポテンシャル(潜在能力)、将来の可能性を見極めた上で、今後の活躍を期待して採用することです。
若い世代には、即戦力として期待できる人材が少ないという背景があり、将来性に期待してポテンシャル採用を行う企業が近年増えています。また、ポテンシャル採用には、新卒採用だけでは補うことができない若手社員を充足させる目的もあります。
そのため、ポテンシャル採用の採用候補者は第2新卒者や社会人経験が3年程度の20代が中心です。


ポテンシャル採用のメリット


ポテンシャル採用のメリット


ポテンシャル採用では社会人経験者を採用するため、社会人としての言葉遣いやビジネスマナーが備わっている人材を確保でき、基礎的な社員教育の手間が省けることがメリットです。
また、20代で転職を考えている人の多くは熱意があるため、配属部門が活気づくことが期待できます。
さらにチャレンジ精神を持つ若い社員を採用することは、自社技術の継承に対応できる人材の確保に成り得ます。


採用時のポイント、ポテンシャルを見抜くコツ


採用時のポイント、ポテンシャルを見抜くコツ


「応募者の持っているポテンシャル」という判断基準で採用を行うため、短時間の面接で判断することは容易ではありません。そこで、面接では次の点に注目することがポイントになります。




コミュニケーション能力
どのような職種に携わるにしても、コミュニケーション能力は一番基本となる能力です。コミュニケーション能力の判断基準の1つとして、こちらからの質問に対して話を広げていけるか、内容を理解して回答できるかを面接でチェックしましょう。例えば、質問に対して具体的な事例や体験談などを語れるかという点も重要なポイントです。

リーダーシップ力
リーダーシップ力を問うときは、「どのような結果になったか」よりも、「問題に対してどのように対処したか」などのプロセスを重視することが大切です。プロセスを聞くことによって、自分の意見を周囲にどのように伝えてきたのかを読み取れます。
ポテンシャル採用は、社会人経験が数年の20代が対象であるため、過去の職場での話題だけでなく、学生時代の活動や職場以外での経験についても話題を掘り下げて探ってみることも効果的です。

素直さ
ポテンシャル採用は即戦力を期待するキャリア採用と異なり、将来性を見込んでの採用です。そのため、素直に人の話を吸収していける素直さをもっていることも重要な要素といえます。
これまでの仕事や学生時代の活動を語る上で、上司・同僚など他の人に対する感謝の言葉が含まれているかどうかも、素直さをもっているかのチェックポイントの1つです。


おわりに


キャリア採用や新卒採用では充足しきれない部分に、ポテンシャル採用は有効です。
また、長期的な企業の成長や将来的な幹部候補を確保する手段としても活用できるでしょう。
企業も採用される側も明確で共通したキャリアビジョンをもつことと、業務の教育体制の整備、また採用される側に新たな業務に取り組む意欲や素直さがあるかどうかを面接でしっかりと確認することを念頭に、ポテンシャル採用を実施してみてください。
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