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◆第68号◆「“なかなかやるじゃないか”と思わせることの大切さ」 ~「営業革新の急所」 ナマの営業の知恵をお届けします~
2015年05月29日
こんにちは。
第68号の営業革新の急所です。
前回予告したテーマは「営業マンのギャグ」でしたが、
書き始めてみたら300文字くらいにしかならないので ^^;
行き当たりばったりを反省しつつ、テーマを変更してお送りします。
またこのテーマで書けるだけのネタができたら書きますね。
ところで、弊社では何人かの社員が、
以前「個人通信」というFAXをお客様に送っていました。
これは、いわばメルマガのFAX版みたいなもので、
名刺交換したお客様に毎月送っていたものです。
私も書いていたのですが、けっこう好評いただいていました。
その個人通信を読み返していたら、けっこう面白い内容だったので、
ひとつここに掲載したいと思います。
いえ、手抜きではありません・・・決して・・・
テーマは、
「“なかなかやるじゃないか”と思わせることの大切さ」
です。
■先日山手線の車内で・・・
若いカップルを見かけました。
男の方は、耳にピアスをつけ、だぼだぼのズボンをはいて、
大きく股を広げて座っています(マナーがなってないな)。
女の子は割と可愛かったものの(しっかりこういうところは見ています)、
化粧が厚く、例の語尾がやけに伸びる舌っ足らずの喋り方をしていました。
そう、最近どこにでもいる若い男女です。
彼ら彼女らは、いつのまにかそこらじゅうに繁殖しているので、
こちらの方も慣れてきてしまいました。
とはいえ、私は心が広いとは言えない人間ですから、
こういう若者に好意を持ったことなどあまりありません。
■次の新宿駅で・・・
それぞれ小さな赤ちゃんを抱いたお母さんが二人乗ってきました。
買い物帰りなのか、二人とも紙袋と折りたたみ式ベビーカーを持っています。
電車に乗るので、場所を取るベビーカーを折りたたんだのでしょう。
動き出した電車が揺れると、赤ちゃんを抱えたままよろけるのが
ひどく危なっかしく見えます。
午後の車内は、そんなに混雑してはいないといっても、
隣の人にぶつかり「すいません」とか言っています。
すると、意外なことに例のカップルがスッと立ち上がり、
二人のお母さんに「どうぞ座ってください」と言いました。
席を譲られても、最初お母さん方は遠慮していましたが、
結局勧められるまま、丁重にお礼を言い席に座りました。
厚化粧の彼女は「カワイー」とか言いながら赤ちゃんをニコニコ見ています。
ピアスの彼氏の方は、礼を繰り返すお母さんにぴょこぴょこしたお辞儀を
返しながら、「いえいえ、いいんです」と返事しています。
「なんだ、こいつら・・・ワリとイイやつだったんだな。」
いつのまにかそのカップルへの印象はガラリと変わっていました。
さっきまで、心なしか冷たい目で見ていただろう私の目線は、
きっと好意のそれへと変化していたはずです。
不思議なことに、ピアスも、だぼだぼのズボンも、厚化粧も、
舌足らずの話し方も、全く気にならなくなりました。
ただ「大変そうなお母さんに席を譲ってあげた」場面を見ただけなのにです。
他人への印象って、こんなことで変わってしまうものなんですね。
■御社の営業マンは・・・
お客様からどう見られているでしょうか?。
好意の目で見られていますか?。
例えば、「お、こいつなかなかやるじゃないか」とか
「他の会社の営業マンとは違うなぁ」と思われていますか?。
それとも「気が利かない奴だな」と思われていますか?。
お客様に好意を持っていただくことで、営業は必ずやりやすくなります。
なぜなら、あまり好きじゃない人の言うことには反論したくなり、
逆に好意を持っている人の言うことには同調したくなる、
という心理が働くからですよね。
つまり、商品説明や売り込みだけが営業マンの仕事ではないということです。
最初の印象でお客様に好意を持っていただくために何をすれば良いか、
を考えるのも営業マンの大切な仕事なのです。
了
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(文責:株式会社ジェイック 実戦型営業コンサルタント 林 丈司)
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